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 ■12・8

 
市東さん、耕作権裁判第9回口頭弁論

 弁護団、時効取得を主張

 反対同盟、農地を守る決意固める




市東さん耕作権裁判後の報告会(12.8)
 十二月八日千葉地裁で、市東さんの耕作権裁判第九回口頭弁論が行われた。約百名が傍聴に駆けつけた。この日の裁判では、双方から準備書面が出され、市東さんの弁護団が説明した。弁護団は、「現在市東孝雄さんが耕作しており、明け渡しを求められている土地は、父東市さんが耕作していた一九七〇年に、地主が秘密裏に公団に売却した。市東さんは地主藤崎氏に地代を払い続けてきた。公団が市東さんに何も言ってこない間に二十年経ったので、時効により耕作者市東さんが農地を取得した」と主張した。激しい応酬もなく、裁判は短時間で終わった。弁護団は今後、時効取得を裏付ける書類を提出していく予定である。

 弁護士会館に場所を移し、報告会が行われた。市東さんは、「今年の裁判では、皆様の傍聴が力になりました。自分の生き方を考えさせられた一年でした。佳境に入ってきた。押し気味になってきた。面白くなってきた。今後も、弁護士、皆さんとともにがんばります」と力強く述べた。

 弁護団、萩原さんから、マスコミ記者に対し、おかしいと思うことをストレートに書いてほしいと要請があった。「空港会社は、表向き地元との話し合いをすると言っていたが、話し合いが進まないから、飛行時間を深夜早朝の時間帯に拡大すると発表した。わずかばかりの自己抑制もせずに、拡大するという。このような空港会社の欺瞞的、非人間的な考え方の基本構造を批判、報道してほしい」。

 北原さんは、「今日の裁判では、空港会社の提訴そのものがずさんなものということが分かった。どう覆い隠そうともばれてしまう。市東さんだけの問題ではなく、日本列島全体の問題として、多くの傍聴人とともに勝訴したい。今日十二月八日は、六十七年前に日本が真珠湾攻撃奇襲をした日だ。反対同盟は反戦の砦として四十三年闘って来た。今の国際経済情勢をみると、世界はどこへ行ってしまうのかという思いにかられる。自給、生命の糧である農業を守る法律が、逆用されて市東家三代の土地を取り上げることに使われるとはどう見ても理不尽。七十年前、デフレで不況だったことも一つの要因で、第二次世界大戦に入っていった。現在は空港会社が農地法を逆用して市東さんの農地を取る。これは日本列島の農地、宅地を国が自由にできるという雛形として、市東さんの土地をやり玉に挙げている。政府は戦争に向かおうとしている。今後も、全国の皆さんと闘い続ける。〇九年も三里塚闘争勝利に向けて、闘う」と述べた。

 次回は二月十六日(月)十時半から行われる。多くの傍聴で勝訴を勝ちとろう。



 

 

 

 

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