共産主義者同盟(統一委員会)

 

■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームに戻る

 ■12・20 座間

 第一軍団前方司令部移駐から1年

 この街から戦争にいくな!

 キャンプ座間へ抗議の集会・デモ


キャンプ座間への抗議行動(12.20)

 昨年十二月二十日、神奈川県座間市の相武台一丁目公園で、「この街から戦争に行くな! 12・20行動」が開催された。一昨年十二月十九日に米陸軍第一軍団前方司令部がキャンプ座間に移駐してから一年、改めて侵略戦争の拠点としてキャンプ座間を強化する攻撃を弾劾し、「司令部は米国に帰れ」と在日米軍に突き付けるために、この行動は行われた。神奈川平和運動センター、基地撤去をめざす県央共闘会議、バスストップから基地ストップの会、キャンプ座間への第一軍団移駐を歓迎しない会の四団体が主催し、三百名以上が結集して、集会・デモが取り組まれた。県央共闘の呼びかけに応え、アジア共同行動日本連も、この座間行動に参加した。

 集会は、県央共闘の司会で進められ、神奈川平和運動センターと「バスストップから基地ストップの会」が主催団体を代表して挨拶をおこなった。

 「いらない! 原子力空母の会」、厚木基地爆音防止期成同盟(厚木爆同)、練馬区職労が連帯あいさつをおこなった。キャンプ座間の「前方司令部」としての強化とともに、昨年九月には横須賀に原子力空母ジョージ・ワシントン配備が強行された。入港直後は韓国に出動するなどしていたが、十一月二十一日に改めて入港し、その前日から艦載機が厚木に飛来した。二十四日から厚木で訓練を開始した。厚木爆同はこれに対応して、爆音測定も開始している。厚木爆同は第四次爆音訴訟を最先頭で進めてきている。

 「第一軍団の移駐を歓迎しない会」が現地状況報告をおこなった。増大する軍用機、軍用車両による危険や騒音、また基地内ゴルフ場からのボール飛び出しや、ハロウィン・パーティーでの大騒音など、第一軍団前方司令部移駐が強行される中で、基地被害は日常的に拡大している。

 日本キリスト教団 基地・自衛隊問題小委員会の方が集会宣言を読み上げ、湘北教組が団結頑張ろうをおこなった。最後に県央共闘の檜鼻さんがデモ行進の指示をおこなって、デモに出発した。

 チンドン屋をはじめ、さまざまな衣装で仮装した人たちがデモの先頭に立ち、その後に労働組合や市民団体などが続き、座間公園と座間駅までのデモを行った。

 途中、キャンプ座間の正門前に全体が集結し、「申し入れ書」を読み上げた上、手交した。司令官フランシス・ワーシンスキー宛の申し入れ書は、クウェート、イラクへの部隊派兵を弾劾し、化学・生物・放射能・核兵器・爆発物対応の訓練に抗議し、「第一軍団前方司令部は本国にお帰りください」と結論づけるものだった。最後に参加者全体で、「今すぐ戦争をやめろ」「新司令部はいらない」とシュプレヒコールを繰り返した。

 

 

 

 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006-2007, Japan Communist League, All Rights Reserved.