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 ■7・24 東京

  
新嘉手納爆音最高裁闘争を支援する集会開かれる


嘉手納爆音訴訟を支援する集会開かれる

 「沖縄・嘉手納基地爆音訴訟~最高裁への飛行差止等求める7・24東京集会」が、新嘉手納基地爆音差止等請求訴訟原告団(以下、嘉手納原告団)と沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの呼びかけで七月二十四日夜、東京の全水道会館で開かれた。

 まさしく、最高裁闘争を全国の結集で勝利するための突破口として大きく位置づけられた集会であった。

 集会には、嘉手納の原告団・弁護団十数名をはじめ、全国基地爆音訴訟原告団連絡会議(沖縄の嘉手納と普天間、岩国、小松、厚木、横田の各訴訟団の七団体で昨年発足)の各団体の代表者もかけつけ、会場を埋め尽くす二百五名が参加した。

 嘉手納原告団の又吉副団長は、米国に何も言えない政府を批判し、爆音九十デシベルという、持っているノートが爆音に共振して揺れるほどの、全国にはない爆音被害の凄まじさを伝え、最高裁を通じて、全国に安保の問題、基地の問題を提起しようとたたかっていると明らかにした。弁護団からは池宮城弁護団長のあいさつの後、健康影響調査の概要を説明し、被害を訴える原告らの声を紹介した。

 沖縄の闘いの訴えでは、沖縄平和運動センターの山城博治事務局長が、今の沖縄の基地の特徴を、①既存の基地の機能強化、②新基地建設、③民間の港湾・空港の利用としてあげ、この三点セットが激しく進行していると、たたかいの状況報告をした。

 また、全国基地爆音訴訟原告団連絡会議は、嘉手納以外の各参加団体があいさつした後、同日に第一回役員会議を開いたことを報告し、飛行差止を最高裁で審議させること、日米協議を新政府に要求する行動を起こすことを表明した。

 最後に、フォーラム平和・人権・環境、東京全労協、辺野古への基地建設を許さない実行委員会が連帯あいさつし、団結ガンバローで嘉手納の最高裁闘争を全国の結集で取り組んでいくことを確認しあった。

 なお、嘉手納原告団・弁護団では最高裁への要請署名を呼びかけており、現時点で集まった一万千七百四十五筆を集会前に最高裁に提出した。

 署名をさらに集め、今後の諸行動への結集が求められている。沖縄―岩国・神奈川の反基地闘争と結合し、米軍再編粉砕をかちとっていこう。

 
 

 

 

 

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