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 ■8・1 沖縄

  
高江ヘリパッド建設阻止!

 座り込み2周年報告集会に300名


座り込み二周年報告集会

 八月一日、高江ヘリパッド建設阻止!座り込み二周年報告集会が、東村農民研修施設で開かれた。主催は、東村で闘う現地住民団体のヘリパッドいらない住民の会で、うだるような暑さの土曜日の午後にもかかわらず、全琉から約三百名の人々が駆けつけた。本来二周年は七月一日であるが、七月二十三日の第五回仮処分審尋報告も兼ねて当日の開催となった。

 主催者あいさつに立った伊佐真次住民の会共同代表は、昨年の一周年集会からこの一年で六千四百名もの座り込み参加者(記帳者)があったことを報告、その座り込みに対する沖縄防衛局の通行妨害禁止仮処分攻撃に対して、「国のやり方は強権的で不当だ」と強い調子で弾劾した。そして、この二周年集会に向けて、村内全戸ビラ配布と宣伝カーによる呼びかけを行ったが、多くの村民の激励を受けたことを明らかにし、最後まで闘おう、と訴えた。

 次に、この一年間の記録DVDが上映され、高江の自然環境の豊かさを改めて知るとともに、那覇防衛局の横暴への怒りと闘いの正当性を改めて確認できた。

 続いて弁護団が登壇した。池宮城紀夫弁護団長からは、新しく二名が加わり計二十六名の弁護団となったことが報告された。城間博弁護士はこの間五回開かれた仮処分審尋について報告した。そのなかで、那覇防衛局は「ブログで座り込みを呼びかけている」ことが「通行妨害」だと主張していることが報告され、会場からは一斉に怒りの声が飛び交った。八月六日には現地視察の可否が判明する。裁判所が現地視察に来れば事実関係は明瞭だ。そうでなくとも座り込み行動の正当性は不動のものだ。

 集会はその後、支援各団体からの連帯あいさつがなされた。大西照夫ヘリ基地反対協代表委員は、伊部岳闘争、ハリアー基地建設阻止闘争の歴史を受け継ぎ、高江と辺野古の闘いに勝利しようと訴え、違法環境アセス裁判提訴と十月十日・二千日集会への結集を訴えた。沖縄平和運動センターの山城博治事務局長は、二年間の粘り強い闘いで全県に反基地闘争のうねりが生み出されている、政治闘争としても勝利しようと訴えた。平和市民連絡会の城間勝共同代表は、高江での仮処分攻撃、辺野古での海自ぶんご投入など、国家権力の基地押し付けを断じて許さず、闘おうと訴えた。また統一連、那覇ブロッコリーなど多くの仲間からの発言がなされた。

 集会の最後には、歌声ライブがなされ、「がんばろう」の曲に合せてガンバローで集会を締めくくった。閉会のあいさつに立った宮城勝己住民の会共同代表は、「報告集会は今回で終わり、次は勝利集会にしたい」と決意をのべ、意気軒昂のうちに集会を閉じた。

 
 

 

 

 

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