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 ■9・18 沖縄
普天間基地の即時閉鎖など求めて県民集会(9月18日)
 辺野古新基地断念を!

 新政権要求へ大きなうねり




 「普天間飛行場の即時閉鎖・辺野古新基地建設反対!九・一八県民集会」が、九月十八日、那覇市内県民広場で開催された。主催は、「基地の県内移設に反対する県民会議」で、五百五十名の労働者・市民が結集して熱気あふれる集会がかちとられた。

 いうまでもなくこの集会の目的は、九月十六日鳩山新政権誕生を受け、沖縄人民の声と闘いの地平をつきつけることにあった。先の衆議院選挙では、沖縄全四選挙区で自公候補を倒し辺野古新基地建設反対の議員が誕生した。辺野古新基地建設反対を選挙マニュフェストに掲げず、社民党・国民新党との連立協議でもグラついた民主党・鳩山政権へ一切の幻想はない。闘いの地平をさらに押し上げるべく設定されたタイムリーな大衆集会であった。

 集会では、主催団体あいさつとして、沖縄平和運動センターの崎山議長、沖縄統一連・新垣代表幹事が発言した。決意表明に立ったヘリ基地反対協の安次富代表委員は、「政権交代をなした主権者の力を背景に、大衆運動の強化で新基地建設阻止へ大胆に突き進もう」と檄をとばした。また激励あいさつに立ったヘリパットいらない住民の会の宮城共同代表も「通行妨害差し止め請求を直ちに取り下げさせよう。高江と辺野古を一体のものとして撤回に追い込もう」と訴えた。さらに環境アセス訴訟弁護団の三宅団長も「ただちに不当不法なアセスを止めよ」と訴えた。

 政党あいさつでは、県民会議構成の社民党・共産党・沖縄社大党に加え、今回は民主党代表も参加し、連帯あいさつを行ったことが特徴的だった。

 集会では、「県民の不退転の決意を日米両政府に示す」ため、普天間基地の即時閉鎖・返還、辺野古新基地と高江ヘリパット建設断念、不当な環境アセス即時中止を求める内容の決議を採択した。十月には集会カンパをもとに、対政府東京行動も展開する予定だ。

 集会参加者は最後に、主催者団体の平和市民連絡会議の城間共同代表の音頭でガンバロー三唱をおこない、牧志公園までデモを貫徹した。現地闘争をさらに強化し、勝利へ突き進もう。


 
 

 

 

 

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