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 ■2・3 東京  

  
10けんり春闘全国集会実行委員会が発足
 
 「賃下げ」目論む日本経団連資本と全面的に闘い抜こう




 二月三日午後六時三十分から全水道会館で、百二十名の参加のもと「けんり春闘全国実行委員会」の発足総会と学習集会が開催され、一〇けんり春闘の闘いがいよいよ開始された。
 発足総会では、代表あいさつを藤崎全労協議長がおこない、議案提案が中岡全労協事務局長からおこなわれた。一〇春闘の大きな目標を①貧困・格差社会に反対し、生活できる大幅賃上げの獲得、②長時間労働の規制、③セーフティネットの再構築、④労働者派遣法の抜本改正の実現、⑤沖縄の基地撤去、普天間基地返還と辺野古新基地建設反対におくこと、二瓶・藤崎両氏を代表、中岡氏を事務局長とすること、当面の闘いのスケジュールとして2・16の全ての争議・国鉄闘争勝利総行動から、3・7―8の外国人労働者のためのけんり総行動、三月中旬の各労組のストライキの配置、4・7の春闘総決起集会とデモ、そして派遣法の抜本改正と普天間と辺野古をめぐる情勢との関係で闘争をいれることが提案された。この春闘方針を全体の拍手で確認し、全国実行委員会が発足した。
 ひきつづいて、学習集会が開催され、田端博邦氏(元東京大学教授)が「歴史の転換と労働運動」と題して講演をおこなった。田端氏は「情勢の新たな転換の開始」「グローバリゼーションのなかでうみだされた状況を変えていく国際的で社会的な労働運動の必要」などについてのべた。
 その後、会場からの質問と討論がおこなわれ、最後に「団結がんばろう」をおこなって集会を終えた。
 一〇けんり春闘全国実の発足で、いよいよ一〇春闘の闘いが本格的に開始された。「賃下げ」を目論む日本経団連―資本と全面的に闘いぬこう。資本の攻勢に屈服する連合指導部を許さず闘おう。労働運動の新たな転換をかちとろう。

 

 

 

 

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