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 ■4・26 千葉

  市東さん耕作権裁判 第15回口頭弁論開かれる



 四月二十六日千葉地裁で、市東さんの耕作権裁判第十五回口頭弁論が開かれた。七十名が傍聴に駆けつけた。
 裁判官の異動で、菅原崇裁判長が白石史子裁判長に交代した。この日の法廷では、弁論の更新手続きを行った。弁護団七人が一人ずつ、裁判の即時取り下げを訴えた。暫定滑走路が国際航空基準を満たしておらず、閉鎖するべきであること。収用裁決申請取り下げで、強制収用ができないこと。地元住民の合意がなければ空港拡大ができない中で、裁判所を収用委員会として利用しようとする不当性。明け渡しを求められている四十一番地九の土地は、市東さんではなく石橋氏の耕作地であったこと。農地を取得したとき空港会社の所在地は都内にあり、不在地主を禁止した農地法に違反すること、などを改めて主張した。国策裁判に対して、断固闘うことを宣言した。
 裁判の後、弁護士会館で報告会が行われた。北原鉱治事務局長は「成田市長、芝山町長が農民を売り物にしていることが許せない。五月十六日、萩原さんの畑で現地闘争を行う。沖縄、三里塚でともに闘おう。市東さんの囲い込み、団結街道廃止に反対して闘おう」と呼びかけた。市東さん、萩原さんは沖縄県民大会に参加したため、裁判を欠席した。市東さんからメッセージが届いた。「九万人が参加の県民大会は盛り上がって感動した。沖縄では、知事、首長が明確に反対している。小泉市長に見習えと言いたい。反対同盟の旗を集会の真ん中に立ててがんばりました」。
 次回の裁判は七月二十六日の十時半から開かれる。多くの傍聴で、不当な裁判を打ち破ろう。

 
 

 

 

 

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