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 ■5・20  三里塚

 緊急闘争で団結街道閉鎖を実力阻止!

 拘留延長を弾劾し獄中の市東さんを激励




 五月二十日、空港会社が団結街道の閉鎖を予告していたため、反対同盟は緊急闘争を呼びかけた。雨の中全国から労働・学生・市民が結集して、闘った。前日から数名が監視台で不寝番を行った。
 午前五時、部隊が団結街道に集まり、臨戦体勢に入った。団結街道の北のゴルフ場そばに集まり、空港会社の襲来に備えた。宣伝カーで団結街道を巡回し、「反対同盟はいつでも受けて立つ」と宣伝した。
 決意みなぎる反対同盟の構えに空港会社はおそれを抱き、着工を断念した。午前八時、反対同盟は封鎖を粉砕した勝利集会を開いた。
 集会では萩原事務局次長が「着工阻止を一日一日積み重ねよう」と呼びかけた。
 集会を終え、監視を続ける一部の人を残し、市東さんの激励のため千葉地検へ移動した。千葉地検は拘留延長の不当判断をし、反対同盟・支援者たちは、「市東さんを即時解放せよ」と弾劾した。宣伝カーは、市東さんを乗せた車が成田署へ帰る道中、高速道路の乗り口まで車を追尾し、街道閉鎖着手を阻止したこと、野菜の管理・収穫を手分けしてやっていることなどを宣伝カーの拡声器を通して市東さんに報告し、市東さんを激励した。
 この日をもって、「食べられるときに食べ、寝られるときに寝る」という本格的な臨戦体勢に入った。体をはって闘う市東さん、反対同盟を支え、闘おう。



 

 

 

 

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