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 ■5・23  神奈川

 厚木基地への次期固定翼哨戒機P―1配備撤回訴える



 五月二十三日、神奈川県の厚木基地近くの大和公園において、「見直せ!日米同盟 返せ!厚木・岩国・普天間基地 次期固定翼哨戒機P―1配備撤回! 5・23大和集会」が開催された。
 防衛省は二月十五日に、P3Cの後継機として固定翼哨戒機P―1を二〇一一年度から厚木基地に配備することを決定した。防衛省は違法爆音の解消どころか、新たなジェット機を厚木基地に配備し、さらなる爆音被害を住民に強制しようとしている。そもそも、横浜防衛施設局と大和市・綾瀬市との間では「ジェット機は緊急やむを得ない場合を除き使用しない」ということが一九七六年に文書をもって確認されている。これを反故にする暴挙であり、P―1配備撤回が、この日のたたかいの最重要の課題だ。
 この日、鳩山が首相として二度目の沖縄訪問を強行して普天間基地の辺野古移設を明言し、沖縄人民はこれを徹底的に糾弾していた。岩国では市民大集会が開催されていた。大和集会は、この沖縄、岩国のたたかいとの連帯を明らかにして取り組まれた。
 雨の中、主催の厚木基地爆音防止期成同盟(厚木爆同)、第四次厚木爆音訴訟原告団、基地撤去をめざす神奈川県央共闘会議、神奈川平和運動センターをはじめとして、十五団体五百名が結集した。
 集会の最初に、四月二十七日に亡くなられた鈴木保・厚木爆同委員長に対する黙祷が行なわれた。
 司会の県央共闘事務局長が、沖縄、岩国と連帯してたたかう意義と、P―1の配備阻止をたたかうことを確認した。神奈川平和運動センター事務局長が主催者あいさつを行い、平和フォーラム、東京平和運動センターが発言した。沖縄・普天間基地爆音訴訟団の島田善次さんからのメッセージが紹介され、厚木爆同の岡本聖哉副委員長が闘争報告を行なった。その後、参加していた市議会議員が紹介された。集会アピールが採択され、集会参加者はP―1配備を阻止すべくたたかうこと確認した。
 「団結がんばろう」の後、大和公園から相模大塚駅までデモを行なった。途中、厚木基地の鉄柵の前で、全員が基地に向かってシュプレヒコールを繰り返した。


 

 

 

 

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