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 ■12・4-5  山口

 岩国基地大強化を許さない アジア米軍総撤収!

 2010岩国行動が取り組まれる




  12月4日

 ●愛宕山開発跡地フィールドワーク

 地元住民の決意、怒り、心配に強く共感



 岩国住民との交流集会に先立ち、愛宕山開発跡地のフィールドワークが取り組まれた。現地では、地元の方が愛宕山開発計画について、住民として見聞きし感じてきたことを報告された。全体を通して思いのこもった報告の中でも、特に以下の三点が印象的だった。
 第一が、この間の米軍住宅問題が出てくる前の、宅地開発工事の際の話だ。
 七年間続いた、山を削るダイナマイト発破は、近隣住民を振動と騒音で苦しめた。苦情は、団体として発言しないと相手にされないと指摘され、勇気を出して表に出て発言しようと決意されたという話だ。
 第二が、先日行われた愛宕山開発の説明会の感想だ。
 防衛省案で示された、住民も使用できるとうたわれている野球場を例にあげ、計画には客席も駐車場もなく、そのような敷地面積の余裕もないことが話された。防衛省の案は全てこの調子で、具体的に検討していない、住民だましであることを、笑いながら、しかし怒りをこめて報告された。
 第三が、九月七日の米兵による轢殺事件の件だ。
 説明のなかで住民の方は、子どもの登下校の見守りの立哨中に、今回事件を起こした米兵の運転する車をしばしば目撃していたということだ。いつもスピードを出している姿に心配していたのだが、遂にこのような事件になったと話された。
 事故の状況を見る限り被害者に落ち度はなさそうな中、加害者米兵は二時間後には釈放されたことに触れ、「本当の隣人なら、私たちともフィフティ・フィフティで接するべきだ」と力を込めて発言されたのが印象的だった。
 これらの話を、参加者は地元の方の肩越しに基地をのぞきみがら聞く中で、地元に住む者の素朴な決意、怒り、心配に強く共感した。その後参加者は、現在米軍が使用している球場に立ち寄り、確かにこれは住民が共同使用するものではないことを確認し、防衛省への怒りも新たに住民交流集会にのぞんだ。



 ●岩国基地フィールドワーク

 日米統合軍事演習の戦闘機が爆音轟かす



 十二月四日午後二時すぎ、フィールドワーク「基地見学コース」の参加者は、数台の車をつらねて岩国市役所前を出発した。韓国の民主労総や群山の活動家たちもいっしょである。まず目ざしたのは愛宕山に隣接する住宅地のなかの高台だ。岩国の田村市議はここを「米軍再編が見える丘」と呼んでいるそうだ。その言葉どおり、そこからは岩国基地がほぼ一望できる。空は晴れわたり、初冬の陽を受けて瀬戸内の海が光っている。基地さえなければ壮大な景観のはずだ。
 地元の活動家の方から説明を受ける。埋め立て地に建設された新滑走路が米軍に提供されたのが一〇年四月。その後、五月から滑走路の運用が始まったが、「移設事業」はまだ完了していない。旧滑走路はいちおう閉鎖されたが、その周辺には格納庫などが建設されつづけている。全体の計画が完了すれば、岩国基地は約百三十機を有す極東最大の米軍の航空基地となる。滑走路横には空母も着岸可能な港湾施設もできる。「いま反対しておかないと、何でも岩国に押しつけられる。これ以上、基地を提供させない、というのが市民の気持ちです」と地元の方は説明をむすんだ。
 高台を下りて次に向かったのは、新滑走路北側付近に位置する堤防の一角。基地に隣接する場所で、基地内で作業をしている人たちの姿もフェンスを隔ててすぐそばに見える。滑走路脇には軍需物資を集積する倉庫などの建設が進んでいた。ぐるりと見渡せば、基地の広大さをいやおうなく実感する。参加者たちが基地を眺めていると、突然、滑走路北側から米軍の戦闘機が飛来した。ものすごい爆音である。短い時間に、自衛隊機が一機、米軍機四機があい次いで着陸した。通常、土曜日には飛行機はあまり飛ばないといわれているが、この日は、土曜であるにもかかわらず朝から離着陸がつづいたという。前日の三日からは、史上最大規模の日米統合軍事演習が始まっていた。フィールドワークの参加者たちが目撃したのは、その軍事訓練の一部であった可能性が高い。基地の強化とともに進む戦争準備を許さない、そういう気持ちをあらためて抱きつつ参加者たちは基地見学を終えた。



 ●岩国住民交流会

 爆音訴訟原告の住民が、被害の実態を切々と語る



 二つのフィールドワークを終えたあと場所を市民会館に移し、「岩国住民交流会」が行なわれた。
 開会の初めにAWC日本連共同代表の鴨居さんから主催者挨拶がおこなわれた。鴨居さんは日米両政府が空母艦載機を移転し米軍住宅を建設しようとする岩国をはじめ、沖縄や神奈川、韓国から米軍基地を撤去していこうと呼びかけた。
 次に岩国四訴訟事務局の方から、今年の住民交流会では爆音など住民の基地被害の実状について理解を深めて欲しいとの訴えがあり、また四つの裁判闘争の現状について報告があった。テーブルの裁判(愛宕山公文書非開示処分取消訴訟)が本年終結したあと、特に山の裁判(愛宕山開発事業承認取消処分取消訴訟)で愛宕山開発事業を中止した法的根拠を求めた際、山口県は新市街地住宅開発法にもとづく廃止でないと強弁し、しかし今もって法的根拠を示す文書を提出していないことなどが明らかにされた。
 続いて愛宕山に住む住民からは長年この地で生活してきた住民としての率直な気持ちが表明された。「二十数年前家をたてた緑豊かな愛宕山に二十一世紀型の未来都市ができるという山口県のパンフレットに半信半疑であった。愛宕山は固い岩盤なので発破による粉塵振動などがひどく、住民は十年間の工事に耐えに耐えてきた。二〇〇五年に米軍再編のロードマップが公表され、四年前にだましうち的な米軍住宅建設が具体化し始め市庁舎補助金カットなど国の仕打ちに怒り、住民の声を国に届けたいと『守る会』を結成し、以後のぼり旗を立て、米軍住宅反対の全国署名や地元での集会、見守りの集いの開催などに取り組んできた。今後の展望として、国が百九十九億円の愛宕山米軍住宅の買い取り費を予算化し既成事実化が進む中で、裁判にがんばり沖縄と連帯して反対の輪を広げていきたい」。
 爆音訴訟原告からの話は、司会の質問に答えるという形で行なわれた。「岩国市内で最も爆音のひどい地域に移りすんだ四十年前はベトナム戦争時で、岩国基地では着艦訓練が昼夜を問わず強行され、『ドッカン、ゴーン』という爆音により夜も寝られず病気になるほどだった。爆音の被害はテレビや電話の音が聞こえない、寝られないなどにはとどまらない。野外の畑仕事をする年配の人は耳が遠くなっている。沖合に移動した新滑走路では二機編隊の離陸が行われ爆音はこれまでとかわっていない」と被害の実態を明らかにされた。また「六百四十五名の人が爆音訴訟の原告になったが、これまでがまんして訴える場所がなかった。艦載機が移転してくれば騒音はもっとひどくなる。子供や孫のためにも爆音をやめさせたい」と訴えられた。
 四つの裁判費用などへのカンパ要請が行われた後、質疑応答が行われた。そのなかでは、国の振興策による住民への「あめとムチ」、防音工事など仕事に絡めた締め付けの実情について報告され、さらに愛宕山見守りの集いについて、毎回七十人ほどの人があつまり情報の交換・住民の思いの交流の場になっており結束が固まっていることなどが述べられた。また新滑走路の使用状況について、二機編隊の離陸に続いて着陸も実施されており、旧滑走路が閉鎖されずホバリング(空中静止)訓練をやっていることなどの実情が明らかにされ、旧滑走路の閉鎖や上空の使用制限を守らせる今後の監視活動についても述べられた。
 最後に主催者の労働者反戦交流集会実行委から、労働組合の反戦平和、労働運動の再生の取り組みとして実行委を立ち上げ呼びかけ人方式で労働者反戦交流集会をこれまで四回開催してきたこと、岩国の課題を自らの課題にして職場に広げていくことなどが発言され、カンパの贈呈を行って住民交流会は終了した。



 ●労働者反戦交流集会

 労働現場の生き生きとした闘いの発言続く



 二〇一〇年十二月四日、岩国市民ホールにおいて、第四回の岩国・労働者反戦交流集会が、約百五十名を集め開催された。集会は、かつてない東アジアの緊張と、日本国内における排外主義の台頭のなかで行われた。
 この同じ日、「在特会」が「京都の朝鮮学校襲撃一周年」などと銘打った排外集会・行動を行い、関西では、これへの対抗行動と二重の闘いとしてあった。
 また釣魚台(尖閣)諸島での日中間の対立や、延坪島(ヨンピョンド)での南北砲撃戦をめぐって、日米両政府はマスコミを総動員し、「抑止力」の要として「日米安保と在日・在沖米軍基地強化」キャンペーンをくり広げた。十一月二十八日から米韓合同軍事演習が、十二月三日から戦後最大といわれる日米共同軍事演習が行なわれ、日韓は、相互にオブザーバー参加して、東アジアでの米軍との連携と軍事力を誇示した。
 このような中で、米軍基地岩国現地に多くの労働者・市民が集い、反戦・反基地・反安保、国際連帯の旗を高々と掲げたのである。
 集会冒頭、米軍属による轢殺事故被害者への黙祷。呼びかけ人代表・垣沼陽輔さん(おおさかユニオンネットワーク代表)が開会の挨拶に立ち「アメリカが日本にいるのは何故か?思いやり予算、極東最大の基地、それらを使って、日本を戦争の前線基地として使う。岩国基地の背景にある問題を見据えつつ、全国各地の闘いをつなげ、今日の集会を意味あるものとしよう」と発言した。
 岩国の住民からは「岩国基地の沖合移設も愛宕山の開発計画も、最初から米軍のためだったのではないか?私たちは闘い続ける。全国の支援を!」と訴えた。
 社民党服部衆議院議員からの国会報告に続いて十一人の韓国民主労総メンバーが登壇した。韓国民主労総は、広島原爆ドームを訪れ、岩国に駆けつけたことを報告し、「戦争で犠牲となるのは、常に民衆だ。戦争の危機を高めているのは米軍であり、日韓労働者の闘いで、米軍をアメリカに帰らせよう」と訴えた。
 そして一〇年集会基調が、満場の拍手で確認された。
 労働者反戦闘争について、五名からの問題提起がなされた。中小労働運動から「小さく勝って大きく負けるような運動とならないよう、反戦闘争と日常活動を結びつけよう」。若者労働運動から「新自由主義世代として育った私たちはわたしから私たちという意識を獲得するために苦闘している」。ユニオン運動から、「なぜ組合が岩国に来るのか。それは怒りを共有できるからだ。労働者の闘いを岩国へ」。沖縄から、「連帯をキーワードに、沖縄―岩国―神奈川の現場の闘いを共有しよう」。国鉄闘争団から、「国家的不当労働行為に一矢報いたに過ぎないが、闘えば結果は出ることを証明した」と報告が行われた。
 続いてフロアからの挙手での発言へと移った。次々と手が挙がり、争議組合や様々な労組から、支援要請や反戦運動の取り組みの報告が行われた。
 集会のまとめを、東京から参加した自治体労働者がおこなった。「日米共同軍事行動のさなか、韓国民主労総を迎え、反戦反基地行動を行った意義を確認しよう。煮詰まる情勢に対し、この集会から米軍基地大強化への反撃体制を作ろう」と呼びかけ、圧倒的な拍手で集会は締めくくられた。



 ●大川清さんとの交流会

 岩国の歴史と基地問題話し、岩国行動の意義を確認



 岩国現地行動一日目の夕方、「岩国・労働者反戦交流集会」と同じ時間にSYN(新自由主義・国家主義と対決する学生・青年ネットワーク)主催で「大川清さんとの交流会」が開かれた。企画は主にSYN、あすじゃ、障害者が参加し、労働者の顔も見えた。大川さんといえば既にお馴染みだが、日本キリスト教団岩国教会の牧師で「住民投票の成果を活かす岩国市民の会」及び「米兵の犯罪を許さない岩国市民の会」の代表である。
 会は主催者あいさつから始まり、大川さんから岩国の歴史と岩国における米軍基地問題、住民たちの闘いと一連のお話を伺った後、自由な意見交換の時間が取られた。
 意見交換の時間に最初に話題に上ったのは、釣魚台問題や、この企画の十日ほど前に起こったばかりの、朝鮮半島・延坪島周辺の軍事衝突問題だった。自衛隊基地がおかれている岩国の街からも日米合同軍事演習へ参加し、この土曜日も自衛隊機が上空を飛んだ。東アジアで今回のような衝突が起こると岩国の中でも「ほらいわんこっちゃない」と軍事強化を口にする人が現れるようだ。しかし、延坪島市民らの被害は市街地の反対側にある軍事基地を狙った軍事攻撃の果てのものであり、そのことは、軍事衝突が起これば最初に犠牲になるのは基地の街に住む岩国市民たちだということを物語っている。そうした意見も会場から出された。
 明らかな軍事衝突がなくとも岩国市民は、日米地位協定の下で日々米軍犯罪の被害者となり、安心して暮らす権利を侵されている。今年九月「愛宕山を守る会」の住民が米軍属の運転する車に轢かれ死亡した。大川さんからは「人を一人殺しておきながら加害者は免停四カ月という軽い処罰で済まされてしまった。これに対し、本来なら市民が大きなうねりをあげてもいいはずだが、そうはならない」と無念の思いが語られた。現在、被害者家族は事件の真実を知りたいと、岩国四訴訟団の支援で検察審査会への再審査請求をしている。今後の闘いとしては、まだまだ岩国市民の間でも知られていない、日米地位協定の問題を広める活動から早急に進めていきたいということだった。
 会場からはその他、岩国市民の闘いに対し、日本における真の民主主義のための闘いに大きな影響を与えているという意義を確認する激励のメッセージが届けられた。大川さんは、広く海外や日本全国から岩国の問題に関心を持ち、現地に駆けつけてくれることで、岩国の闘いは孤立していないんだと励まされる、というふうに語られていた。今回の交流も岩国の闘いを支える、そんな意味のある交流会になったのではないだろうか。



  12月5日

 ●岩国国際集会

 韓国・群山基地反対運動と民主労総の代表団が参加



 十二月五日、岩国市民会館において「岩国のたたかいを応援しよう/二〇一〇岩国基地大強化を許さない! アジア米軍総撤収! 岩国国際集会」がアジア共同行動日本連の主催で開催された。集会後には、岩国市民を励ます岩国基地への抗議デモがたたかいとられた。
 会場は、前日からの岩国行動に参加した労働者・学生・市民、そして当日の参加者で埋めつくされ熱気で充満している。
 午前十時すぎ、司会のあすじゃ京都の仲間と、AWC首都圏の遠藤良子さんのあいさつで集会が開始された。
 つづいて、AWC日本連共同代表の白松哲夫さんが開会あいさつに立った。白松さんは「AWC日本連は在日米軍基地の撤去をかかげ、国際連帯の実践としてたたかいぬいていく。みなさんとともに奮闘していく」と発言した。
 つづいて、フィリピンBAYAN、インドネシアのKASBI(インドネシア労働組合連盟協議会)、台湾の労働人権協会それぞれからのビデオメッセージが上映された。国際的な民衆連帯のつながりを実感するものとなった。
 つぎに韓国から参加した民主労総訪日団の十一名が登壇し、代表して金属労組キア・ソハ車支会・副支会長のチョン・ヨンジュさんが発言した。「現在アメリカ帝国主義は、自分たちの欲望のために朝鮮半島を戦争に巻き込もうとしている」と米日韓による戦争重圧を弾劾し、「わたしたちのたたかいは、血と汗を流さなければ勝つことはできない。たたかえば必ず勝つことができる。そのことを信じて共にたたかおう」という力強い訴えに、会場の参加者は万雷の拍手でこたえた。
 つづいて、韓国の群山米軍基地わが土地取り戻し市民の会事務局長のユン・チョルスさんが群山(クンサン)米軍基地の現況について報告した。米軍が北東アジアで展開するために基地を強化していることや、米兵による犯罪・事件、基地の騒音被害、環境汚染の実態などを明らかにした。そして、地元住民を先頭に基地の正門前で毎週抗議集会をたたかっていることなどを報告し、岩国とともに米軍基地撤去をかかげてたたかうという決意を表明した。
 諸発言では、労組、市民団体、市議、国会議員と広範なアピールがつぎつぎとおこなわれた。
 服部良一衆院議員のメッセージを秘書が代読。関西生コン労働組合の垣沼陽輔さんは、労働現場でのたたかいを報告。沖縄・名護市議の川野純治さんは、普天間基地撤去、辺野古新基地建設阻止のたたかいとともに、沖縄への自衛隊増強配備を許してはならないと訴えた。東京・墨田で反戦・反差別をたたかう市民団体は、朝鮮学校の高校無償化排除を撤回させる運動を報告。神奈川の基地撤去をめざす県央共闘会議副代表の檜鼻さんのメッセージをAWC首都圏が代読した。あすじゃ大阪の学生は、5・15沖縄現地に決起したことなどを報告し、広島事件についての自作の詩を朗読した。東京の自治体労働者は「戦争に向けた動きが強まる中、それをおしとどめ、未来に向けた一歩を二日間を通した岩国行動でかちとった」とたたかいの意義を明らかにした。
 発言の最後に、岩国市議会議員の田村順玄さんが登壇した。田村さんは市議会議員に三期にわたってトップ当選できたことは多くの岩国市民が反戦・反基地の確固とした意思をもっていることのあかしだと述べながら、議会内外をつらぬいて愛宕山問題、岩国基地問題を「粘り強くたたかっていく」という決意を明らかにした。
 そして最後に、司会が集会決議を読み上げ、参加者全員の拍手で決議を採択し、集会を締めくくった。
 いよいよデモ行進だ。参加者それぞれが創意工夫をこらしてつくった横断幕やのぼり、プラカードをかかげ、岩国市内に繰り出す。韓国民主労総による掛け声などで、往来の岩国市民がデモ隊列に注目している。岩国基地正門に差し掛かると、デモ参加者は、怒りを込めてシュプレヒコールを基地に叩きつけた。そして、岩国基地近くの公園までのデモ行進を貫徹し、二日間にわたる岩国行動がたたかいの前進を刻印したことを確信しながら一連の行動を終えた。



 

 

 

 

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