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 ■2・14  三里塚

 空港会社の道路切り替え強行弾劾!

 市東さんを守り抜き第三誘導路建設粉砕しよう



 
二月十四日の早朝、市東さんの家の横の道路が、成田空港会社によって第三誘導路建設のため、切り替えられた。切り替え予告の案内看板も出さない急襲だった。早朝五時からの支援連の監視員からの連絡で我々も現地に急行したが、権力の不当な検問により通行を阻まれ、切り替え阻止闘争には間に合わなかった。雪の舞う中、反対同盟、支援者が結集し、フェンスを設置している工事業者・空港会社職員、機動隊、ガードマンに対して、弾劾行動を闘った。闘争後、打ち合わせを行った。
 萩原進さんが「空港会社が通告した一月には、道路の切り替えをやらせなかった。マスコミは『三里塚闘争は終わった』と報道し、人民を近づけないようにしている。反対同盟は、代執行の闘いをはじめ、身体を張って闘っている。一人でも多くの人民に来てもらい、生き様を捉え返して変えてもらいたい。ここまで互角以上の闘いを展開している。空港のみじめな様を見たとき、三里塚闘争には勝利できると確信している」と力強く発言した。

 
北原事務局長は「こんな国家暴力で追い出すやり方を許してはならない。闘いは今日から始まる。四十五年間、一つ一つ選択して闘って来た。やがて我々にも春が来るだろう。日本の将来のため希望を持って闘おう」と怒りをこめて闘いの決意を明らかにした。
 
この道路切り替えにより、市東さんは畑までさらに遠回りを強いられ、急カーブで車が家に突っ込んでくる危険もある。誘導路工事の騒音、振動にさらされることになる。
 
反対同盟は、来週、千葉地裁で裁判闘争を闘う。あらゆる攻撃に対し不屈に闘う反対同盟、市東さんとともに闘おう。



 

 

 

 

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