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   ■4・24 東京

 
反原発集会に4500人  芝公園



 四月二十四日午後、東京タワー近くの芝公園で「原発止めよう!東京ネットワーク4/24反原発集会」が開かれた。主催は「原発止めよう!東京ネットワーク」。日曜のよく晴れた日に四千五百人が「原発止めよう!」の声を上げた。
 主催者あいさつに続き、チェルノブイリ被災者支援活動家のパーベル氏が、食べ物が未だに放射能で汚染されているひどい被害状況を報告し、反原発での国際連帯を訴えた。
 続いて福島県から三人が発言。ハイロアクションの大賀あや子氏は、時折涙で言葉に詰まりながら原発災害の模様を具体的に語り、「マスコミが正しい情報を伝えていない」と批判した。
 原発震災復興・福島会議の中手聖一氏は、「現場は東京だ。福島の子どもを守るという決断を政府がするように東京の人たちは動いてほしい」と参加者に訴え、「福島に残された子どもを守る」と決意を述べた。
 福島老朽化原発を考える会の人は「文部科学省が子どもの放射能許容値として定めた二十ミリシーベルトは、原発労働で白血病になった人の労災が認められる数値だ。二十ミリシーベルトを撤回させよう」と訴えた。
 タンポポ舎の山崎氏は「福島の子どもたちは、劣化ウラン弾によって被曝しているイラクの子どもたちと同じ状況に置かれている」と指摘し、東京電力への申し入れや国会院内集会などの行動を呼びかけた。
 浜岡原発反対運動の活動家は「中部電力は浜岡原発を即時運転中止すべき。柏崎原発も即時停止しろ。みんなで原発を絶対に止めよう」と声を上げた。
 最後に集会決議が日本消費者連盟によって読み上げられた。文部科学省の二十ミリシーベルト決定を批判した上で、「現在稼働中の原発をすべて停止しろ」「脱原発社会を実現しよう」と主張した。
 集会後、参加者は東京電力本店前を通るデモを行った。



 

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