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     10・19 千葉

 
三里塚・行政訴訟 第17回口頭弁論開かれる

 多見谷裁判長は21名の証人調べを行え





 十月十八日千葉地裁で、市東さんが千葉県知事を訴えた行政訴訟の第十七回口頭弁論が開かれた。七十名が傍聴に駆けつけた。争点を同じくしている、空港会社が市東さんに畑の明け渡しを求めた裁判が、これまで同じ日に行われてきたが、この日から行政訴訟と併合され、一つの裁判として開かれた。原告席に市東さんと弁護団、被告席に千葉県と空港会社(NAA)の代理人たちが座った。
 反対同盟は、現在地裁で、①市東さん耕作権裁判、②鈴木さん一坪共有地裁判、③行政訴訟―農地法裁判、④第三誘導路裁判、⑤団結街道裁判の五つの裁判を闘っている。③④⑤の三つの裁判を、民事三部の多見谷裁判長が指揮している。空港会社をかばい、市東さんの農地強奪の前面に立つ裁判官だ。反対同盟は行政訴訟において、二十一名の証人調べを求めたが、多見谷は、証人を市東さん、萩原さんだけに制限しようとした。旧地主の藤崎政吉、空港公団の用地買収係・法理哲二の証人調べが、最低限必要だ。
 反対同盟弁護団は、研究を重ね、県・NAAに対して求釈明を続けている。明け渡し対象地の四十一番八は、その一部が空港敷地外にはみ出している。はみ出した部分については、県知事の許可がないと、売買が無効になる。この求釈明に、NAAは期限の九月三十日までに答えられなかった。県は、前回八月三十日の弁論の直前、空港関連施設のGSE、ULTの用地だと言い出して、急に知事が許可した。それについての主張が出ていない。多見谷は、主張が出ていなくてもいいことにして進めようとしたが、反対同盟と弁護団はこれを弾劾し、県・NAAともに十日間以内に出させることになった。裁判後の報告会で大口弁護士は、「裁判では、いくら正しいことを言っても、立証責任がある。行政関係の場合は、行政の方に立証責任がある。県知事が変更許可を出したことに対して、県が証明しなければ、県の負けである。しかし三里塚の裁判ではそうなっていない。県は核心部分を隠し、概括的な理解できないものを出してきて、裁判長は『それでいい』としている。こちらとしては絶対に許さない。『不満を一定聞きますよ』ということで証人を制限することは認めない。人証問題はこの裁判の本質が露呈する問題だ」と、多見谷裁判長の不当な訴訟指揮を徹底批判した。
 多見谷は、裁判の迅速化のために毎回、次々回の期日を決めている。次回は十二月六日に開かれる。その次について、「市東さんの仕事の忙しい時期にかからないようにしたい」と言い、二~三月までに人証を終えてしまいたい意図を示した。弁護団は猛抗議して拒否した。
 場所を移し、報告会が開かれた。市東さんは、「みなさんと弁護団の力で向こうの思い通りやらせていない。まだまだこちらから攻めるところがたくさんあります。がんばります」と力強く決意を述べた。
 北原さんは、「今回の裁判を見ていると、現闘本部のように突然やってくるのではないかと感じる。傍聴するわれわれも、自分の土地だという気持ちを持って闘おう。市東さんの農地取り上げは、三百万農民の農地を自由に使うという攻撃だ。その先には戦争への道がある。反対同盟は原則を貫き闘う。ともに闘おう」と呼びかけた。
 きたる十月二十四日には、千葉地裁で、市東さん耕作権裁判が開かれる。白石史子裁判長は多見谷以上に激しく偏った訴訟指揮をしている。大詰めを迎えた裁判闘争を、多数の傍聴で反対同盟とともに闘おう。
 行政訴訟では、十二月六日の弁論で多見谷が証人の採否を言い渡すという。多見谷との激しい攻防になる。反対同盟とともに地裁を包囲する陣形で闘おう。



 

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