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     10・9 三里塚

 
萩原進さん、沖縄人士囲み交流会

 原発や基地建設、TPP問題など多岐にわたる話題で盛り上がる





 10・9全国総決起集会のあと、三里塚現地では全国から結集した学生を中心に、反対同盟事務局次長萩原進さんを迎えて交流会が開催された。沖縄から集会に駆けつけた豊見山雅裕さんと川野純治さんも合流し、にぎやかな交流会となった。
 萩原さんは、空港会社の攻撃を真正面から打ち破ろうとしている反対同盟の闘いの地平や、自らの四十年以上におよぶ反対闘争の経験や、闘いの中でつかみ取ってきた確信などを、若き学生に語ってくれた。集会だけでは聞くことのできない萩原さんの話に、豊見山さんや川野さんからの発言が結びつき、三里塚闘争に決起して日の浅い学生にとって、国家権力との攻防をやりぬく基本的な姿勢を鍛える糧となるものであった。
 交流会では最初に、全国集会の内容を踏まえて萩原さんから話をしてもらった。デタラメな裁判をつかって現闘本部破壊を強行し、第三誘導路建設を進める空港会社との闘いの展望と、市東さんのたたかいの重要性、勝利への確信を萩原さんは語った。それが三里塚だけの話ではなく、基地建設と闘う沖縄人民にも通じるたたかいであり、それぞれが手を取り合って結びついていく重要性が強調された。そして、そのためには「本土」の人民が反基地闘争に立ち上がらなければならない、反対同盟はその旗振りをやるんだという意志が丁寧に語られた。
 萩原さんはこのかん、継続的に沖縄を訪問している。それを受けて、豊見山さんや川野さんから沖縄の反基地闘争や「市東さんの農地を守る沖縄の会」の取り組みなど、沖縄の側から、この間のたたかいの意義が語られた。
 さらに話題は原発や基地建設、TPP推進に対してたたかう農民組織をつくる必要性まで多岐に渡った。これらの話は、国家権力の弾圧に決して屈せずに闘い続ける、たたかいの種火を絶やさない、ということを軸に展開された。
 全国集会とともに今回の萩原さんとの交流を梃子に、さらなる青年・学生の三里塚闘争への決起へとつなげていこう。



 

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