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     11・18 東京

  「脱原発を実現する労働者集会」開かれる
 




 十一月十八日、午後六時半から東京田町交通ビルで三単産(全日建連帯労組、全港湾、全国一般全国協)よびかけの11・18集会実行委員会主催の、「11・18脱原発を実現する労働者集会―脱原発一〇〇〇万人署名を必ず達成しよう―」が開催された。
 仕事を終えた労働者が続々と参加するなかで、全日建連帯労組の小谷野書記長の司会のもと集会が開始された。最初に主催者代表の挨拶として全国一般全国協の平賀委員長が発言をおこなった。平賀委員長は「福島第一原発の爆発、メルトダウン、放射能被害の拡大のなかで、労働運動としてこのことをどうとらえていくかをめぐって、七月に三単産で、放射能被害を考える会をおこなってきた。労働運動が先頭になって脱原発社会の実現、すべての原発を廃炉に、の闘いをすすめる。一〇〇〇万人署名をなしとげるために闘おう」とのべた。
 つづいて、鎌田慧さんの「脱原発を実現するために何が求められているか」と題する講演がおこなわれた。鎌田さんは「①現在、原発の再稼働か廃炉かをめぐるせめぎあいの段階である。②原発に対する運動は歴史的にあった。だが全国的にむすびつけることができなかった。③原発は中曽根を中心として核兵器開発とむすびついたものとして、政府・独占企業・マスコミ等が体制的に推進してきた。これを打ち破らなければならない。④被曝労働者は劣悪な状態におかれてきた。⑤9・19には多くの人がたちあがった。この広がりを更に拡大していかなければならない。本当に原発をなくすために一〇〇〇万人署名を実現し、来年の五―六月には八万人集会をおこなおう」とのべた。
 講演に対する質問がおこなわれた後、福山さん(平和フォーラム共同代表)が特別報告をおこない「この闘いは絶対に負けられない闘いだ。署名は現在約二百万人分あつまっている。一〇〇〇万人をこえる署名をあつめよう」とのべた。つづいて参加労組・団体からの発言がおこなわれ、東水労、国労、全日建連帯労組、全港湾、被曝労働を考えるネットワークから労働現場における安全をめぐる闘いが具体的に報告された。
 続いて、全労協から金澤議長が発言し、「全労協は、脱原発プロジェクトをつくり全力で闘っている。一〇〇〇万人署名を職場や街頭で全力で推進している」と報告がおこなわれた。最後に全港湾松本書記長が閉会挨拶・行動提起をおこない「一〇〇〇万人署名をなんとしても実現しよう。被曝労働者の支援、労働現場の安全を。すべての原発による被害に補償を。再稼働反対、外国への原発輸出反対。労働現場から原発をなくす運動を」とのべて集会を終えた。
 原発のない社会、すべての原発を廃炉に、の闘いを拡大しよう。



 

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