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     12・10 東京

  日比谷野音に5500人 全原発の廃炉を求める
 





 十二月十日午後一時半から、日比谷野外音楽堂において、「がんばろう! さようなら原発」12・10集会が「さようなら原発一〇〇〇万人アクション実行委員会」の主催で開催された。
 会場を埋め尽くす五千五百人以上の労働組合員、住民団体のメンバー、学生が結集し、寒空にもかかわらず熱気で会場は充満している。アジア共同行動首都圏も集会に結集した。
 集会では、実行委呼びかけ人の鎌田慧さん、大江健三郎さんのそれぞれが発言。そして実行委団体の「駅前アクション」「生活協同組合」「カトリック教会」の三団体から一〇〇〇万人署名運動のさらなる強化が訴えられた。
 集会の最後に、ハイロアクション福島原発の大賀あやこさん、福島県平和フォーラムの竹中柳一さんから福島の現状が報告された。大賀さんは、東京電力や政府によって「真実が隠されてきた」ことに対して「福島では、原発はいらないという声が強くあがっている」と報告し、「私たちの非常事態は終らない。脱原発が実現できるように」と訴えた。竹中さんは、放射能汚染の実態を報告し、「日本を変えていく運動をやらなければ、日本に住めない状態になってしまう」とすべての原発の停止と廃炉に向けた運動の強化を訴えた。
 集会では、集約された署名が二百万筆あり、三月二十四日に予定されている集約集会までに、さらに八百万筆集めようと呼びかけられた。午後二時半すぎ、「さよなら原発、いのちが大事」などの声をあげながら日比谷野音をデモ隊が出発した。途中、東電本店前を通り、銀座、常盤橋までを練り歩いた。



 

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