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     5・27 大阪

   大飯・伊方原発再稼働反対

  2200人が結集し、関西電力本社にデモ・包囲行動
 




 五月二十七日(日)午後二時から大阪・扇町公園において、「あかんで!大飯・伊方の再稼働 5・27関西行動」が開催され、約二千二百人が結集した。この集会の主催は、ストップ・ザ・もんじゅなどの反原発団体、南大阪平和人権センター、しないさせない戦争協力関西ネットワーク、大阪ユニオンネットワーク、とめよう原発関西ネットワークなど大阪の諸団体を中心にして編成された同集会実行委員会であった。
 初夏を思わせるような強い日差しのもと、集会は小林圭二さんの主催者あいさつから開始された。小林さんは、福島原発事故の原因究明すらできていないのに大飯原発再稼働を急ぐ野田政権を厳しく批判した。そして、五月二十六日にSTOP☆大飯原発再稼働現地アクションが中心となっておおい町で開催した「もうひとつの住民説明会」には、周辺自治体からも含めて約六十人の住民が参加し、おおい町でも大きな変化が起こりつつあることを報告した。そして、大飯原発を突破口として、伊方原発など全国の原発の再稼働を進めようとする野田政権と対決していくことを呼びかけた。
 続いて、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの椎名千恵子さんが発言に立ち、福島の現状を報告しつつ、大飯原発・伊方原発の再稼働を絶対に阻止しようと呼びかけた。また、福井を代表して参加したサヨナラ原発福井ネットワークの山崎隆敏さんは、以下のように発言した。福井では県議会全員協議会の開催を受けて、知事が再稼働容認を表明しようとしている。しかし、福井でも四割の人が再稼働に反対しており、賛成の人は三割ほどだ。市民の力で議会を動かさねばならない。福井の原発の半分は三十年以上たったもので、政府は早急に対策をうつべきであったがそうしてこなかった。さらに敦賀原発では、三号機・四号機の増設の動きすらある。しかし、原発は地域振興には役立たない。大飯原発再稼働に反対し、すべての原発の廃炉に向けて闘おうと。
 その後、伊方原発再稼働に反対する四国の運動からのメッセージが紹介され、服部良一衆議院議員があいさつを行った。歌を間にはさんで集会決議が採択され、参加者は関電本社に向けてデモに出発した。デモ終了後、とめよう原発関西ネットワークの呼びかけで関電本社包囲行動が取り組まれた。関西のアジア共同行動勢力は、この関電包囲行動まで参加して闘いぬいた。関電本社前でのリレーアピールでは、アジア共同行動・京都のメンバーも五月二十六日のおおい町での「もうひとつの住民説明会」の報告を行い、六月十七日の福井市での全国集会への総結集を呼びかけた。



 

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