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     6・3 福井

   大飯再稼働阻止訴え600人結集

   
福島住民も駆けつける
 




 六月三日、福井中央公園で「いのちが大事 今なぜ再稼動? ふくいでつながろう」という名称での緊急集会が同実行委員会の主催でおこなわれた。この集会は五月三十日の関西広域連合によ大飯原発再稼動の容認声明を受けて、緊急に取り組まれたものである。わずか三日間の呼びかけにもかかわらず、この集会には約六百人が参加した。再稼動をめぐる情勢が緊迫するなかで、福井をはじめ、関西各府県、そして東京、福島からも参加があった。若者や子連れの若い母親たちの参加もあった。
 集会は正午から始まり、第一部として福井県内外の原発に反対するミュージシャンの演奏があり、続いて午後一時から第二部として主催団体や参加各団体からの発言がおこなわれた。
 実行委員会を代表して原発に反対する福井県民会議の事務局次長である石地優さんが集会開催に至る経過を述べるとともに、「再稼動を断念させるために、一緒にがんばりましょう」と訴えた。それに続いて、脱原発一〇〇〇万人アクション、原子力資料情報室、美浜の反原発活動家である松下照幸さん、とめよう原発福井ネット、ストップ☆大飯原発再稼動現地アクション、福島の被災者である木田節子さん、経産省前テント広場、グリーンピースなどからの発言が続いた。
 その後、参加者は旧福井城内にある福井県庁をぐるっと一周するデモ行進をおこない、「大飯原発再稼動反対」「原発廃炉」の声を響かせた。
 六月八日の野田の記者会見を受けて、政府・福井県・関西電力はしゃにむに大飯原発三、四号機の再稼動に突き進もうとしている。これに対して、首相官邸前での抗議行動やメール・FAXによる抗議、関西電力前での抗議行動など各地でさまざまな行動が連日のように展開されている。福井では六月十七日に、より大きな規模での集会が取り組まれる。ここには関西や東京からも大型バスを何台も連ねて参加する予定になっている。
 福島事故の真相究明も終わらぬまま、なりふりかまわぬ姿勢で大飯原発再稼動を策動する野田政権を徹底的に弾劾せねばならない。再稼動をめぐる当面の焦点となっている大飯、そして伊方をはじめ全国でたたかわれている反原発闘争を結合し、再稼動阻止闘争を最後までたたかい抜き、すべての原発の廃炉に向けた全人民的闘争のさらなる高揚をかちとっていこう。



 

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