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     6・22 広島

   福山市で反戦・平和市民集会を開催

  
韓国ゲストの報告受け、意見交換で交流深める
   
 




 六月二十二日「アジア民衆とともに基地も原発もない社会を築こう!―反戦・平和市民集会」が福山市内でおこなわれ、約二十人の市民が参加した。主催は、労働組合や市民団体でつくるピースアクション・福山。
 「韓国のたたかいの現状と課題」をテーマとした韓国のたたかう労働者からの報告は、労働運動や反基地のたたかいを中心として具体的なものであった。とくに九七年の韓国経済危機以降、整理解雇や民営化の動きが進行し、その結果、貧富の格差が広がり韓国社会が二極化していること。また、東北アジアには、米軍の軍艦の60%がアジアに集中しているように軍事力が集中していて原発も多く、アジア民衆が連帯してたたかう必要があることを訴えた。
 こうした韓国ゲストからの報告を受けて質疑応答がおこなわれた。韓国社会での生活保護制度の実態や医療制度の現状、またFTA締結による韓国社会への影響から「南北統一」をめぐる問題まで参加者からの意見や質問はじつに多岐にわたるものであった。
 韓国ゲストの報告やその後の意見交換をするなかから、韓国と日本の社会が抱える問題に共通課題がおおいこと、とくに労働運動が抱える非正規労働者のたたかいについては、より深く論議する必要があることが韓国ゲスト、参加者双方から語られた。
 おりしも垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの岩国先行搬入や関西電力大飯原発の再稼動という緊急の課題を抱えたわたしたちは、韓国労働者の必死のたたかいやこれからの方向性にふれて、あらためてたたかう意思をかためることができた。


 

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