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     7・1 沖縄

   オスプレイパッドいらない!

   
高江座り込み5周年報告会開く   
   
 



 七月一日、「オスプレイパッドいらない!座り込み五周年報告会」が、東村農民研修施設で開かれた。主催は、ヘリパッドいらない高江住民の会で、約六百三十名の参加者で会場はあふれんばかりとなった。この日早朝の那覇での森本防相抗議行動を終えて参加した仲間たちも多く結集した。
 主催者を代表して住民の会の伊佐真次さんがあいさつ。伊佐さんは開口一番、集会の名称を「オスプレイパッドいらない」としたように、高江のヘリパッド建設の本質がオスプレイの訓練場であることをしっかりと確認し、今全沖縄で高まっているオスプレイ配備阻止の闘いと連動した闘いの構築をさらに強化しようと訴えた。
 集会では、国頭村安田地区での米軍実弾演習阻止闘争の継承を訴えたヘリ基地反対協・大西照雄さん、オスプレイ機のシステム構造の欠陥や「環境レビュー」の矛盾点を映像で解説した平和市民連絡会の真喜志好一さん、日帝―防衛局の不当な高江通行妨害禁止裁判(SLAPP訴訟)と対決する高江弁護団の金高望弁護士、米軍人・軍属を優遇した日米地位協定の不当性と闘う「与儀さんの遺族を支える会」などからの報告がなされた。そして、歌手のUAさんと高江で闘う女性たちも含めた「UA&割烹着~ず」の歌が披露され、一服の安らぎを得た。
 つづいて、支援団体からの連帯アピール。ヘリ基地反対協、平和市民連絡会、沖縄平和運動センター、糸数慶子・山内徳信参議院議員、赤嶺政賢衆議院議員などから発言があり、会場は発言者への惜しみない連帯の拍手で包まれた。
 閉会のあいさつに立った住民の会の安次嶺現達さんは、「オスプレイ反対を言っている仲井真知事や伊集東村長が、なぜ高江オスプレイパッド建設に賛成なのか」と矛盾点を鋭く指摘し、オスプレイ配備と高江ヘリパッド建設に対する一体的な反対運動の強化を訴えた。最後に、防衛局の工事再開を許さず、闘おうとの住民の会・宮城勝己さんのガンバロー三唱で集会を閉じた。


 

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