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     11・10 東京

   再稼動阻止全国ネットワーク結成される
   
        



 十一月十日、北は北海道から南は九州と、全国の原発立地の道府県から、原発再稼動反対を掲げる労働者・市民が東京・水道橋に結集し、「再稼動阻止全国ネットワーク」が結成された。
 再稼動反対!全国アクション、反原発自治体議員・市民連盟、経産省前テントひろば、ストップ大飯再稼動現地アクション、たんぽぽ舎の五団体の共催で、午後一時から三ヵ所にわかれて分散会が開催され、それぞれの分散会で活発な論議がおこなわれた。そして、午後六時より、文京区民センターにおいて、「再稼動阻止全国ネットワーク」結成集会が開催された。会場には分散会に参加した人たちに加えて、仕事を終えて結成集会に参加した人たち二百五十名が結集した。
 はじめに、ネットワーク事務局の長谷川羽衣子さん(ストップ大飯原発再稼働現地アクション)が開会あいさつを行い、つづいて、鎌田慧さん(さようなら原発一千万人アクション)が発言。弘瀬隆さん、中嶌哲演さんからのメッセージが紹介された。
 次に、特別報告として福島の佐々木慶子さん、プラント技術者の会の小川正治さん、ストップ大飯原発再稼働現地アクションの三人からそれぞれ発言が行われた。佐々木さんは、全国に向けて呼びかけた福島原発告訴団に一万人を超す人が集まったことを報告し、十二月郡山市で開催されるIAEA(国際原子力機関)の会議に対する抗議行動が準備されていることを明らかにした。小川さんは、原子力規制委員会の動向について報告し、原発立地の活断層については、すべて再調査する必要性を訴えた。
 原発立地からの発言では、柏崎刈羽から近藤容人(刈羽村議)、浜岡から鈴木卓馬さん(浜ネット)、島根原発反対運動それぞれから、原発の危険性と再稼働阻止に向けた決意が訴えられた。
 前日結成された、被ばく労働を考えるネットワークから岩下雅裕さんが、「危険手当」がでているのだが、下請け、孫請けと仲介業者を経る中で、「危険手当」がピンハネされ、現場の労働者には行き渡っていない現状を報告し、労働者の権利を守っていくことと、再稼働阻止の闘いをともに闘う決意を明らかにした。
 そして、活動方針が提起され、結成宣言、閉会あいさつで集会は締めくくられた。


 

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