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     1・4 東京

   経産省前テント防衛総決起集会を開催

    
全国の反原発運動と結合し闘おう
   
         


 
 一月四日、経済産業省前テント広場の防衛総決起集会が闘われた。AWCの仲間もともに、テント前で行われたこの闘いに参加した。
 テント広場は反原発運動の国会行動の拠点として、一昨年の九月十一日から四百日を超える闘いを担ってきた。経済産業省という福島原発事故の責任省庁の真ん前で「反原発」を訴え続けるテントの存在は、それ自身が経済産業省に対する具体的圧力でもあり、反原発運動の象徴でもある。しかし、昨年の政権交代による安倍―原発推進内閣の発足によって、このテントを撤去しようとするという圧力が増してきている。
 こうした動きに対して、あくまでもテントを防衛する意志を内外に宣言する闘いとして総決起集会が勝ち取られた。当日は極寒の夜にもかかわらず、多くの労働者・学生・市民がテント前に結集した。
 集会は冒頭、渕上代表の挨拶で開始された。
 「このテントは正義のテントであります。日本の脱原発運動は非常に大きな運動として発展してきました。私たちはこうした運動に軸足を置くことで『正義のテント』と言ってきました」「私たちは断固としてテントを守り抜きます!自分達で撤収することは有り得ない。皆さんとともに守り抜きたいと思います」と発言し、あらためて断固としてテントを防衛する決意を明らかにした。
 続いてテントの運動に共鳴するミュージシャン達が音楽を披露した。「世界革命戦争宣言」「赤軍兵士の詩」「銃を取れ!」などの名曲を生み出してきた頭脳警察の元メンバーであるパンタ氏が登場し会場を沸かした。
 次に各界からの連帯発言が行われた。福島現地からは「地産地消」を促す条例が成立されようとしており、ある意味「収容所」的な現実が進行していることが暴露されていった。その他に評論家や反原発運動の呼びかけ人、社民党党首などが発言を行った。
 最後にテントの運営委員会から発言がなされた。
 「私は昨年、大飯原発の再稼働に反対する現地行動に赴きました。そこで地元の方と交流したとき『官邸前行動は私たちにとって希望の火です』と言われました」「地元で原発の反対運動を続けている人々がいます。総選挙の結果がどうであろうと、こうした人々の存在は私たちにとって『希望の火』です。互いに『希望の火』が共鳴しあって全国に広がっています」「今年はテントや福島、そして全国の反原発運動にとって正念場の年です。私たちは『ならぬものはならぬ!(いけないものは、いけない!)』の心意気で闘っていきます。皆さんとともに、希望のわく一年にしていきましょう!」という運営委員会の決意を全体の拍手で確認し、総決起集会を終えた。
 本年も、経産省前テント広場や全国で再稼働反対の現地行動を闘っている人々と連帯し、再稼働阻止! 全ての原発の廃炉! を大胆に闘っていこう。



 

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