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   ■4・26 東京

 
米韓合同軍事演習・戦争挑発弾劾

    米大使館に抗議
    

 

 四月二十六日、アジア共同行動首都圏の呼びかけで、東京のアメリカ大使館に対する抗議行動が取り組まれた。
米軍は三月から四月にかけて、朝鮮半島で米韓合同軍事演習を強行している。その一つは三月一日から四月三十日まで行われた合同野外機動演習「フォール・イーグル」であり、もう一つは三月十一日から三月二十一日まで行われた「キー・リゾルブ」である。あわせて米軍一万三千五百人、韓国軍二十一万人を動員した大規模な軍事演習だ。この軍事演習は朝鮮民主主義人民共和国に対する侵略戦争演習である。この軍事演習こそが、朝鮮半島に戦争の危機を作り出し、軍事緊張を高める主要因になっているのだ。
今回の演習では、核爆弾を搭載できるB52爆撃機やB2ステルス爆撃機を投入し、核攻撃をも視野に入れたものとなっている。共和国に対する恫喝と戦争挑発をこれまで以上にエスカレートさせている。
 また日本政府も、この軍事演習と連動して、排外主義をあおりながら、「ミサイル迎撃」のためとして「破壊措置命令」を発動し、共和国に対する軍事態勢を強化している。
 アジア共同行動の仲間たちは、このような日米韓政府による共和国に対する戦争挑発・戦争準備を弾劾し、演習の即時中止を要求した。
 さらに他の参加者からは、日米軍事同盟の強化、アジア太平洋地域における米軍展開を弾劾する声が続いた。米軍が進めている京都府・経ヶ岬へのXバンドレーダー配備は、共和国に対する軍事的包囲網の一環であり、新たな米軍基地建設である。そして自衛隊は、四月十七日までおこなわれる米比合同軍事演習「バリカタン」に参加し、これには普天間基地からオスプレイも動員されている。これらの戦争策動と対決し、アジア太平洋地域の民衆と連帯してたたかい抜いていくという決意が次々と決意を表明した。
 今年は朝鮮戦争休戦協定の締結から六十年目にあたる。いま求められているのは、この休戦協定を平和協定へと転換させることだ。朝鮮半島の自主的平和統一の基盤を作っていくことである。これに敵対してくる米日韓政府の戦争策動を許さず、軍事演習・基地建設に反対する声を強めていこう。





 

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