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     5・23 東京

   経産省前テント裁判

   
第一回公判に300名 新橋・銀座デモも行う
    


 五月二十三日、経産省前テント裁判の第一回公判があり、東京地裁前で集会が開かれたので参加した。二百人ぐらいが参加し、地裁前の歩道が人で埋まった。弁護団長の河合弁護士は「今後また原発事故が起きたら日本は滅亡します」と発言。福島の女性たちはテント死守を訴えた。最後に「テントを守り抜くぞ!」「人権を守れ!」とシュプレヒコール。
 人はさらに増え、公判傍聴の抽選には二百九十八人が応募した。しかし、三十八人だけが傍聴に入ることができた。入れなかった人々は日比谷公園に集まり、「脱原発テントと命を守る裁判デモ」を新橋・銀座まで行った。
 続いて、裁判所に隣接する弁護士会館で「脱原発テントと命を守る裁判報告集会」。主催は経産省前テントひろば。約三百人の参加。会場がいっぱいになり、途中で椅子を追加して並べてもまだ足りないほど人が集まった。発言は次の通り。
 鎌田慧さんは、「今回の裁判は加害者(国)が被害者を訴えるとんでもない裁判だ。原発裁判だ。私達は原発を裁く裁判として進めて行く。日本の原発の矛盾がすべて見える裁判にして行こう」と発言した。
 河合弁護団長は、「オリンピックの最中に原発事故は起きたらどうするのか。輸出するなどとんでもない。経産省の原子力部門は亡国の役所だ。その喉元に突きつけられているのがテントだ」と発言。
 被告でテント代表の淵上太郎さんは、「福島原発事故が福島の人たちに深刻な被害を与えた。テントは脱原発運動の拠点」と発言。同じく被告の正清太一さんは、「福島原発事故は世界の問題だ」と訴えた。
 今後の公判日程も決まった。六・二集会の成功を受け、脱原発運動の大きな希望であるテントを守ろう。



 

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