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     5・25 三里塚

   現地闘争拠点を建設し、報告会開く
   

    


 五月二十五日、三里塚現地において、わが統一委員会の現地闘争拠点の建設報告会が行われた。反対同盟各氏や支援連各派の代表の参加を得て、三里塚闘争勝利へむけた統一委員会の決意を改めて表明することができた。
 まずはじめに、わが日本反帝戦線三里塚現闘団が発言に立ち、闘争拠点の建てかえの経緯を明らかにした。千葉県警と成田土木事務所などの妨害をすべてはねのけて四月に完成することができたことを報告した。そして昨年夏から一年近くにわたって、統一委員会の拠点建設のために、反対同盟および支援連各派から協力を受けたことにお礼を述べた。
 そして統一委員会行動隊は、新たな現地拠点を得て、反対同盟とともに闘いぬく決意を表明した。
 つづいて反対同盟事務局長北原鉱治さんが乾杯の音頭をとった。北原さんは、三里塚闘争における支援の活動や成田治安法による団結小屋破壊の歴史について語り、三里塚現地に闘争拠点を構える意義を明らかにした。
 萩原進さんは、市東さんの農地をめぐる決戦をたたかっていく方針について語った。市東孝雄さん自身も闘いの決意を述べた。そして、短い時間ながらも歓談する中で、反対同盟と支援連各派の協力を得て、新たな団結小屋の完成を祝う会とすることができた。
 七月二十九日の市東さん農地強奪裁判の判決が迫っている。反対同盟は、この決戦に向けて連日の情宣に取り組み、七月十四日には千葉での全国総決起集会を呼びかけている。新しい団結小屋を根拠にして、市東さんの農地強奪を阻止する闘いに勝利しよう。


 

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