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     11・6  東京

   東電本店前で抗議行動

  
 再稼働許さず、12月全国行動へ
      
   

 
 十一月六日の夕方から東京電力本店前において、「東電解体! 東電本店合同抗議」行動が取り組まれた。経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、首都圏反原発連合と東電株主代表訴訟の四団体が呼びかけた抗議行動だ。先月の十月二日から始まったこの行動は、月一回の継続した抗議行動として取り組まれている。この日は、三百五十人の労働者や市民が東電前に結集し、抗議行動をたたかい抜いた。
 まずはじめに、「汚染水止めろ!」「柏崎刈羽、再稼働するな!」とシュプレヒコールを上げて抗議行動は始まった。そして次々とマイクアピールが行われ、弾劾の声が東電本店に直接叩きつけられた。
 経産省前テントひろばは「東電は汚染水を出しながら、柏崎刈羽原発の再稼働を狙っている。怒りをもって再稼働を阻止していく」と決意を明らかにした。
 たんぽぽ舎は「毎日毎日、数百万ベクレルという膨大な放射能漏れを起こしている。そうしたなかで、東電分社化の方針が出てきている。ここで政府―東電が狙っているのは、東電が生き残るための福島第一原発の切り捨てだ。許してはならない。私たちが求めているのは、東電を解体した上での原発事故収束作業への集中だ」とし、過酷な状況で収束作業にあたっている労働者の安全確保、健康管理に全力を尽くせと訴えた。
 つづいて、福島原発告訴団と柏崎刈羽原発の地元住民有志からの連帯メッセージが読みあげられた。二団体ともに「東電解体!」や「のたうちまわる東電にとどめを刺さねばならない」といった怒りに満ちた弾劾の声をあげ、東電に叩きつけた。
 そして主催団体などによる東電への申し入れ行動を行いながら、全体でシュプレヒコールを上げ、被ばく労働を考えるネットワークなど参加者からのアピールが次々と行われた。最後に再稼働阻止全国ネットワークから、アピールが行われた。「原子力規制員会は百日ほどで四十回近くの審査会合を行い、再稼働への手続きを異常な速さで進めている」と弾劾した。そしてこうした再稼働への動きを阻止する正念場として、十二月一日に愛媛県・松山において取り組まれる伊方原発の再稼働を阻止する一万人集会をはじめ、十二月七日のもんじゅ全国集会、十二月十五日の川内現地行動といった十二月全国行動への参加が呼びかけられた。東京では、これら全国行動の前段として、十一月二十日に集会が呼びかけられている。安倍右翼反動政権による原発輸出を許さず、福島をはじめとする原発立地住民と結びついて、再稼働を阻止する闘いをおしすすめていこう。



 

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