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     11・23 東京

   東京都総合防災訓練反対

   
米軍・自衛隊参加の軍事訓練を監視
  
 

 
 十一月二十三日、東京多摩地区のあきる野市・都立秋留台公園(陸上競技場、体育館、東中学校校庭を含む)で東京都総合防災訓練が強行された。これに反対する「米軍・自衛隊参加の東京都総合防災訓練に反対する実行委員会2013」による監視行動と報告集会があきる野・ルピアで闘われた。
 報告集会では冒頭に、「自衛隊監視テント村」の代表が実行委の取り組みの経過と、あきる野市・東京都に対する交渉の報告を行った。経過報告では、この行動が石原都政下で強行された二〇〇〇年のビッグレスキュー以来の反対運動の継続としてあることが確認された。そしてあきる野市交渉について報告された。あきる野市担当者は、録音機を持参して交渉に臨んできたとのことである。通常、録音されて言質をとられることを役人は嫌うものだが、あきる野市担当者は交渉団に対する「プレッシャー」としてまったく正反対の対応をしてきた。そして都との交渉で、来年は特別区の第四ブロック(中野区・杉並区・豊島区・板橋区・練馬区)、再来年は多摩地区の第一ブロック(立川市・昭島市・国立市・東大和市・武蔵村山市)で米軍・自衛隊参加型の総合防災訓練を行うことが明らかになったと報告された。
 次いで監視行動の報告がなされた。今年は会場周辺を六つの班に区分けし監視した。あきる野市以外の場所(都立水元公園)での訓練の模様も報告された。今年の防災訓練の特徴は、実務訓練型というよりも自衛隊の広報キャンペーンを目的にした「訓練・ショー」の要素が強調されていたということ、あきる野市とは無関係な都立工業高校生徒が動員されていたということ、防災訓練反対のチラシ撒き行動に対して警察権力がこれまでにないような暴力的妨害を加えてきたこと、等がある。
 この報告の後に連帯アピールが行われた。オスプレイ首都圏ネット、横田行動実行委員会、都教委包囲ネット、破防法・組対法反対共同行動などの団体から発言がなされた。そしてあきる野市民が感想を含め発言を行った。集会の最後に「台風災害を口実とした自衛隊フィリピン大規模派兵に抗議する声明」が提起され、決議された。
 防災を利用した日米軍事一体化を許すな! 東京都総合防災訓練に反対しよう!



 

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