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     11・24 東京

   横田基地に向けてデモ

   
オスプレイは沖縄にも横田にもいらない!
  
 

 
 現在、米軍はオスプレイの海兵隊型MV22に続いて空軍型のCV22の配備を計画している。その候補地に沖縄の嘉手納基地と、東京の横田基地が浮上してきている。こうした情勢を受け、危険な軍事輸送機の配備を許さない闘いとして十一月二十四日、「オスプレイは沖縄にも横田にもいらない! 11・24横田行動」と銘打った集会とデモが闘われた。
 福生市内のさくら会館で集会がもたれた。東京新聞論説兼編集委員の半田滋さんが講演した。半田さんは特定秘密保護法案強行成立の動きについて述べ、集団的自衛権の解釈変更や国家安全保障会議(日本版NSC)・国家安全保障基本法案の強行の狙いを暴露した。そのうえで安倍政権は立法改憲に向かおうとしていると批判。今回のオスプレイ配備と訓練強行、さらには自衛隊の購入策動を解釈改憲策動のなかで批判する観点を突きだしたのである。そして自衛隊の海外派兵の実態をスライド上映をもって解説していった。若干の質疑応答のあと、集会参加者全体で横田基地に常駐する米軍と自衛隊・航空総隊に対する申入書を確認した。
 そして集会参加者は横田基地に向けたデモ行進に出発した。「オスプレイは沖縄にも横田にもいらない!」「米軍は出ていけ!」「静かな夜をかえせ!」というシュプレヒコールを横田基地にたたき付けた。
 途中、申し入れ行動のために横田基地正面ゲート前で待機していたデモ隊に対し警察権力による不当介入が繰り返された。自衛隊は正面ゲート前での受け取りを拒否し、道路を挟んだ交番前で申入書を受け取ろうとしたのである。あきらかに米軍・自衛隊、そして警察権力一体となった申し入れ行動に対する妨害工作である。絶対に許してはならない。しかしデモ隊は米軍と自衛隊双方に申入書を渡し、断固として行動を貫徹していったのである。
 オスプレイの配備を許すな! 米軍再編・日米軍事一体化反対! オスプレイは沖縄にも横田にもいらない!



 

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