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     3・9 福岡

   川内原発を稼動させるな!

   
市内11コースでオキュパイ・デモ
       


 
 福岡市でも中央区須崎公園で一千人をこえる労働者市民が結集し、集会と市内繁華街周辺を占拠する(オキュパイ)デモがおこなわれた。アジア共同行動に結集する仲間も再稼動反対のチラシ配布と九電本社までのデモ行進をおこなった。
 会場には子供連れの家族や楽器を持った若者など多数が参加するなか、九州電力川内原発などで今夏再稼動がもくろまれていることに対し、再稼動反対ののぼりやゼッケン・プラカードを身につけた労働組合、市民団体など老若男女があつまった。
 集会は主催者を代表して「九電本店前ひろばテント」代表の挨拶からはじまった。福島第一原発事故後、三年間作業にあたってきた労働者の半数にあたる一万五千人が五ミリシーベルト超の被爆をしている問題について訴えた。次に原発事故から丸三年、福島県郡山市から避難してきた若い女性が当時を振り返りながら、福島の人はいまだ仮設住宅に住んでいるのに政府は何をやっているのか怒りを感じる、福島を忘れないでと発言した。また幼児をつれて東京から避難してきた女性も再稼動反対などを訴えた。
 集会後、市内中心の繁華街にむけ、参加者は十一コースにわかれデモ行進をおこなった。市内目抜き通りから路地裏まで天神周辺一帯・九電本社前のあちこちで「再稼動反対! 原発廃炉!」のシュプレヒコールがとどろき、オキュパイデモが成功裏におこなわれた。



 

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