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     6月13日 沖縄

   辺野古新基地建設を許さない!

   
怒りの「県民集会」を開催
    



 七月にも日帝―沖縄防衛局による辺野古沖海底ボーリング調査強行が策動される中、六月十三日夕方、那覇市内県民ひろばにおいて「命育む美(ちゅ)ら海を守る県民集会」が開かれた。主催は、「県」議会野党四会派と沖縄平和運動センター、ヘリ基地反対協などで構成する実行委員会で、梅雨空の雨にもかかわらず五百名余の労働者・市民が結集した。
 集会では、最初に「県」議会四会派、社民・護憲ネット、共産党、社大党、県民ネットの代表が次々と怒りの口火を切った。また照屋寛徳、玉城デニー両衆議院議員と糸数慶子参議院議員も駆けつけ、連帯あいさつを行った。辺野古ボーリング調査強行を許さない、「埋め立て承認」を下した知事・仲井真を糾弾し、十一月知事選に勝利しようと訴えた。
 続いて、沖縄平和運動センター山城博治議長や平和市民連絡会の真喜志好一世話人、統一連代表の決意表明に続き、高江ヘリパット建設阻止闘争を現地で闘う佐々木氏と、ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表がそれぞれ現地報告をおこなった。
 佐々木氏は、高江では七月から重機を使ったオスプレイパッド工事が再開される動きがあり、今後N―1地区での攻防が焦点となる、と辺野古との強固な連帯と支援を訴えた。(六月十三日、日帝―最高裁第二小法廷=裁判長鬼丸かおるは、国が高江住民の通行妨害禁止を求めた裁判=SLAPP訴訟で、住民の上告を棄却する反革命決定を下した。断じて許さない。)また、安次富へリ基地反対協共同代表は、制限区域を拡大し、刑事特別法で弾圧しようとする日帝・安倍政権のやり方に断固として立ち向かう決意を表明、解釈改憲・集団的自衛権行使を画策するやり口と同じだと厳しく糾弾した。そして、今後毎週土曜日のキャンプ・シュワブ前抗議行動や海上パレードなどあらゆる戦術で闘いぬくことを表明した。
 沖縄防衛局は、辺野古沿岸から五十メートル沖までだった漁業制限区域を二キロメートル沖まで拡大し、反対派抗議行動を封じ込めようと躍起だ。しかも制限区域の拡大と同時に、「五・一五メモ」による「提供水域」の拡大(実質的な基地拡張)まで強行しようとしている。「刑特法」弾圧のため、海上保安庁の部隊も増設された。このような暴挙がどうして許せるのか。
 集会は、「辺野古新基地建設を許さない!政府の横暴な工事着工を阻止しよう!仲井真知事は埋め立て承認を撤回せよ!」のスローガンと集会宣言を採択し、ガンバロー三唱で勝利への号砲をあげた。そして、集会参加者は、国際通りのデモを展開した。


 

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