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     1月12日 東京・山谷

   日雇全協反失業総決起集会

     
各地の寄せ場団体が結集し戦闘的デモを貫徹
    

 

 「佐藤さん虐殺三十ヵ年・山岡さん虐殺二十九ヵ年弾劾・追悼、1・12日雇全協反失業集会」が、山谷・玉姫公園でおよそ二百名の結集で開催された。
 冒頭司会者より、佐藤さん、山岡さん虐殺追悼の黙祷が呼びかけられた。
 つづいて、集会に結集した支援団体からの連帯発言が行われた。
 最初に、経産省前テント広場の方から、裁判所による抜き打ち的な審議打ち切りを弾劾し、安倍政権の原発再稼動攻撃と闘い続けるという発言がなされた。
 つづいて、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックより、一月十一日に強行された、キャンプ・シュワブへの資材搬入・辺野古新基地建設強行と、これに抗議する仲間の不当逮捕について報告された。
 反原発運動をたたかう、たんぽぽ舎からは、山谷越年・越冬闘争への支援活動を三十三年にわたり取り組んでいることが報告され、また、二~三月の川内原発再稼動攻撃や、高浜原発再稼動などに対する、反対闘争への決起がよびかけられた。
 他にも争議団連絡会議、差別・排外主義に反対する連絡会、被曝労働を考えるネットワーク、渋谷のじれんなどからの連帯発言がつづいた。
 とりわけ、今次渋谷越冬闘争は、宮下公園や神宮通り公園など、いままで炊き出し・野営の拠点として使われた公園を、渋谷区が十二月二十六日未明にフェンスで覆い全面的に閉鎖するという暴挙の中での厳しい闘争となったことが報告された。
 渋谷のたたかう仲間は、やむなく、宮下公園に隣接するスペースで炊き出しをせざるを得なくなっている。野宿することすら認めないという渋谷区の殺人的行政を許してはならない。
 最後に、日雇全協に結集する各寄せ場当該団体などからの戦闘的な決意表明がなされた。釜日労、笹島、寿日労、山谷争議団から、越年・越冬闘争の取り組み報告と、全国においてますます強化される野宿者追い出し攻撃への対決、反失業闘争の強化、安倍政権の辺野古新基地建設攻撃や、原発再稼動攻撃など戦争国家化との対決などが訴えられていった。
 特に釜日労からは、越冬闘争に支援の学生が百名以上結集していることが報告された。
 日雇・野宿など下層労働者との階級的連帯を指向する青年・学生の新たな動きが形成されてきていることに、われわれも注目していく必要がある。
 集会終了後、大量の機動隊・公安の重弾圧を打ち破る、山谷一周のワッショイデモがたたかわれた。解散地点付近では、機動隊による不当なデモ規制をはねのけ、逮捕者を出すことなく勝利的に戦闘的デモを貫徹した。最後に全体で「団結ガンバロー」を唱和し、この日のたたかいを締めくくった。
       (首都圏学生)



 

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