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     3月8日 北九州

   再稼働反対掲げ集会・デモ


 

 三月八日、北九州市の三萩野公園で「さよなら原発 北九州集会」が開催されました。
 北九州市は近接する玄海原発、伊方原発、川内原発の影響を被らざるを得ない地です。そして他の多くの地域と同じく、首相官邸前の取り組みと連帯して、小倉駅前での「金曜行動」が毎週、粘り強く取り組まれています。
 震災と原発事故の起きた三月に合わせての集会の開催は、今年で四度目になりますが、四度目にしてはじめてと言ってよい好天に恵まれました。統一地方選の影響で、議会内政党関係者の参加が危ぶまれていたのでしたが、好天のゆえか参加者は結局、昨年に引けを取らない、二千五百人を数えました。アジア共同行動は、独自ビラを会場内で配布していました。
 プログラムはまず、正午を期しての音楽イベントから始まりましたが、昨秋の岩国行動がきっかけで実行委と関係のできたミュージシャンも参加し、メッセージ性の高い歌を熱唱して会場を温めました。
 午後一時からの本集会では、メインステージに実行委員会のメンバーが次々に登壇し、各々の専門分野を活かし、原発を技術的、経済的に批判、そしてガスコンバインドサイクル発電やバイオエタノールなど、原発に替わり得るエネルギー政策を提示して原発のない社会を目指そうではないかと訴えました。
 続いては、福島からの避難を余儀なくされた避難者からの発言と、川内原発の再稼動を巡る、安倍政権と原発推進勢力との攻防の最前線となっている鹿児島現地からの報告が行われました。
 そして、金曜行動を取り組むメンバーによって、壇上で金曜行動の様子が再現されました。マイクアピールと、再稼働反対の署名活動と、オリジナルの歌などで続けられている金曜行動に、今後さらに多くの人々が参加することを呼びかけました。
 集会後は小倉駅まで、「再稼動反対!」の声を響かせながらデモ行進が行われました。
 鹿児島からの呼びかけで取り組まれた、二日の九電本社行動には北九州からも多くの参加者があり、全国から集まった仲間とともにたたかいました。
 川内原発の再稼動を絶対に許さないために、これからも声を上げ続けます。


 

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