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     4月26日 東京

   反戦闘争実が講演集会開く

  
集会後、渋谷サウンドパレードに合流


 

 四月二十六日、東京・渋谷区勤労福祉会館において、「安倍政権打倒!/日米ガイドライン―戦争法制粉砕!/辺野古埋め立て阻止!/4・26反戦行動」が「有事立法―改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会」(反戦闘争実)の主催でたたかわれた。
 午後一時半すぎ、「今日から安倍は訪米し、米帝オバマと日米首脳会談をおこなう。安倍は日米ガイドラインを改定し、戦争法制の成立へと突き進もうとしている。このことを断じて許さず戦争法制粉砕、改憲阻止を訴えよう」という司会のあいさつで集会が開始された。
 つづいて、集会のメインの講演だ。講師は「すべての基地にNO!をファイト神奈川」の木元茂夫さんだ。木元さんは「首都圏の米軍基地の動向と安倍政権と闘う反基地運動の今後の課題」と題して講演をすすめた。まず、日米首脳会談は、日米安保体制を文字通り軍事同盟へと改変し、世界中どこでも軍事展開していくことを世界に「宣言」するものであること。安倍外交は、日米同盟の強化だけが「成果」だが、ほかは、失敗してきた。むしろ、日米同盟を強化し、戦争国家になることは、中国やアジア諸国の労働者人民から反発を買うだけであると、断じた。そしてスライドをもちいて、自衛隊の強襲揚陸艦「いずも」、「ひゅうが」が空母であることを明らかにした。また、オスプレイは、沖縄での日常的な訓練飛行に加え、岩国、厚木、横田基地への飛来が頻繁に行われていることを暴露した。
 講演後の質疑では、会場の参加者から、自衛隊内のいじめ問題やいんぺい体質について、自衛隊の「島しょ奪還訓練」のことなど活発に質問がおこなわれた。
 休憩をはさんで、連帯発言がおこなわれた。
 破防法・組対法に反対する共同行動は、反戦のたたかいと反治安法のたたかいは合流し、安倍政権の戦争攻撃とたたかおうと訴えた。
 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックは、これから渋谷でおこなわれる「沖縄・辺野古に基地はいらない!/4・26渋谷サウンドパレード」への結集を呼びかけた。
 日韓民衆連帯全国ネットワークは、韓国で四月二十四日に、朴槿恵政権打倒を掲げたゼネストがたたかわれたことを報告した。
 連帯発言につづいて、集会の最後に主催団体からの決意表明がおこなわれた。
 派兵反対実は、沖縄の辺野古新基地建設阻止の現地攻防に連帯してたたかうこと。安倍が日米首脳会談後、戦争法制定へ突き進もうとしてくる。五、六、七月国会闘争に決起しようと闘争方針を提起した。
 労働運動活動者評議会は、安倍政権の改憲攻撃とのたたかいを訴えた。

 ●「辺野古に基地はいらない」渋谷をサウンドパレード

 集会を終えた参加者は、早速、宮下公園に移動し、「沖縄・辺野古に基地はいらない/4・26渋谷サウンドパレード」に合流した。この行動の主催は「国会包囲ヒューマンチェーン実行委員会」だ。会場の宮下公園には、すでにドラムやギターなどさまざま楽器を持参した諸団体が結集し、集会が行われていた。結集した諸団体から次々と辺野古新基地建設阻止のアピールがかちとらた。
 午後四時過ぎ、いよいよサウンドパレードの出発だ。サウンドカーを先頭に、にぎやかな演奏のパレードが渋谷界隈を練り歩く。沿道の労働者市民が注目するなか、パレードに途中から参加する人たちもおり最終的に参加者は千名にふくれあがった。約二時間にわたるパレードをおこない、辺野古新基地建設阻止を訴えた。


 

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