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     6月13日 京都

    円山野外音楽堂反戦集会・デモ
  
 
     AWC京都集会と連続で取り組む


 
 
 ●円山野外音楽堂で反戦集会

 六月十三日午後円山野外音楽堂で、「とめようよ戦争法 戦争反対! 平和がだいすき 声をあげよう大集会」が開催された。有馬頼底・臨済宗相国寺派管長、作家の瀬戸内寂聴さん、哲学者の梅原猛さん、益川敏英・名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長、安斎育郎・立命館大学名誉教授、岡野八代・同志社大学教授らがよびかけ人。
 オープニングにおもちゃ楽団の演奏があり、会場を盛り上げた。憲法九六条の会代表の岡野八代さん(同志社大学教授)の主催者挨拶に続く各政党の挨拶では、社民党京都府連幹事長野崎靖仁さん、新社会党京都府本部委員長の池内光宏さん、日本共産党衆議院議員の穀田恵二さん、緑の党・長谷川羽衣子さんのメッセージが読み上げられた。
 憲法学者の奥野恒久さんの基調報告では、「戦争法案は憲法違反であり決して許してはならない」との力強い訴えが会場全体の大きな拍手で確認された。その後、リレートークで、京都弁護士会の白浜徹朗さん、真宗大谷派、戦没者遺族、SEALDs KANSAI、看護師、戦争をさせない左京1000人委員会準備会の秋山豊寛さん、NO BASE!沖縄とつながる京都の会などのアピールが行われ、会場に参加した民主労総元副委員長ホ・ヨングさんも壇上で紹介された。
 集会の最後に、「戦争する国になるかどうかの岐路に立つなか、法案の危険な内容と立憲主義からの逸脱に、国民の八割が今国会で法案を通すなと考えている。その思いを声にし、力に変え、廃案に追い込むため全力をあげよう」と集会宣言を確認し、市役所までのデモを行った。二千三百名参加。
 当日、集会開始前には集会参加者に向けて、米軍Xバンドレーダー基地反対京都連絡会のメンバーやアジア共同行動のメンバーら十数名が、6・4―5弾圧に対する抗議ビラを配布し、救援カンパを訴えた。

 ●AWC京都集会

 この集会・デモの後、十七時からアジア共同行動京都の主催で「戦争法案を許さない!アジア民衆の共同の闘いを! 6・13京都集会」が行われた。
 六月四日・五日の米軍Xバンドレーダー基地反対運動への不当弾圧により、事務局メンバー二名が逮捕された中での集会であったが、弾圧に怒り、闘う仲間の連帯で弾圧をはね返そうという、熱意にあふれた参加者の協力で、緊張感のある集会となった。
 主催者を代表してアジア共同行動・京都の瀧川順朗さんからは、不当弾圧への抗議とともに、戦争法を強行し、日本を戦争する国にしようとする安倍政権の暴走を、アジア人民の連帯で打ち破ろうと集会の意義が提起され、ホ・ヨングさんの講演が行われた。講演の中では、「アジア太平洋地域の軍備増強の中で米国の主導で米韓日の同盟強化が図られている。東アジアの軍事的緊張はますます高まっている。安倍政権の集団的自衛権行使と改憲による帝国主義侵略戦争への野望を粉砕しなければならない。多国籍企業化した大企業は貧富の格差をますます拡大し利潤追求のために労働者を弾圧し、非正規職を増やし、福祉を破壊している。最近のマーズ(中東呼吸器症候群)の伝播が速いのは公共医療の崩壊が主な原因だ。新自由主義の加速のために軍事力が使われようとしている。民主労総はこうした政権の戦略に対してゼネストを組織して闘う」と力強い決意が語られた。
 続いて、NO・BASEの会―大湾宗則さん、米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会―白井美喜子さん、AWC関西青年部(準)からのアピールがあり、六月二十一日の「安倍倒せ!全国総決起集会」への呼びかけが行われた。


 

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