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     6月14日 東京

    二万五千の大結集で国会を完全包囲
  
 
     戦争法制反対! 総がかり行動


 

 六月十四日午後より、「とめよう! 戦争法案 集まろう! 国会へ 6・14国会包囲行動」が二万五千名の大結集で取り組まれた。主催は「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動」実行委員会だ。
 午前中、日韓連帯集会に参加していたアジア共同行動・首都圏の仲間たちは、集会終了後に国会正門前に移動し、午後一時からの「集団的自衛権法制化阻止・安倍たおせ! 反戦実行委員会」の前段集会に合流した。
 全体でシュプレヒコール唱和の後、脱原発川崎市民の会、オリオンの会、反原発ジグザグ会、たたかう学生からの発言を受けていった。多くの仲間が、「潮目が変わってきている」ことを実感として語っていたことが特徴的であった。
 つづけて、AWC韓国委員会代表のホヨング氏や、滞日フィリピン人組織「ミグランテ・ジャパン」の仲間もこの集会に合流し、連帯アピールを行った。
 最後に全体のシュプレヒコールで前段集会を終え、十四時からの本集会へと合流した。
 本集会前より、国会周辺は圧倒的な人民の結集によってすでに包囲されている。地下鉄駅から出るのに大変な時間がかかったとの参加者の声が聞こえてくる。
 本集会は、司会からのコールで開始された。「戦争法案絶対反対!」「安倍はやめろ!」の声が、国会周辺に響き渡る。観光バスから手を振って賛意を示す人々が数多くいた。たしかに「潮目の変化」が起こりつつあることが実感できる。
 集会は、評論家の佐高信氏のあいさつののち、民主、共産、社民など各政党からのアピールを受けた。
 つづけて、沖縄・名護にある名桜大の学生が発言した。彼女は「一九五九年に、私が卒業した宮森小学校には、米軍ジェット機が墜落しました。そして私が小学生の頃、沖縄国際大学に米軍のヘリが墜落しました。私の従妹がここに通っていて、緊張して不安だったことを忘れることができません。今辺野古では新基地を作っています。暴力も起こっています。(中略)私が反対する理由は、私自身の将来のために、沖縄県民のために沖縄のあるべき姿を残したい。(中略)若者が動けば世界は変わる」と力強く訴えた。この発言に多くの人々が共感の拍手を送った。
 その後もジャーナリストであり辺野古基金の共同代表の鳥越俊太郎氏、ルポライターの鎌田慧氏が発言にたった。
 次に、総がかり行動実から、六月二十四日に再度の国会包囲行動、六月十五日からの国会前座り込み行動などの連続した行動提起がなされた。そして、この包囲行動の参加人数が二万五千名と発表され、参加者からの歓声がまきおこった。最後に全体でコールを連呼しつつ、国会包囲行動を終えていった。
 全国のたたかう仲間のみなさん。戦争法制成立阻止闘争は、燎原の火のごとく急速に拡大しており、世論も圧倒的多数が戦争法制反対である。「数の力」をたよりに高をくくっていた安倍右翼反動政権は、今や完全に動揺している。
 今こそ国会を数万、数十万という圧倒的な人民で包囲し、戦争法制もろとも安倍右翼反動を打倒しよう。

 

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