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     9月23日 東京

    「さようなら原発 さようなら戦争」
  
 
     二万五千人が結集し集会・デモ


 
  
 九月二十三日午後、代々木公園において、「さようなら原発 さようなら戦争 全国集会」が開催された。主催は「さようなら原発 一千万署名市民の会」で、協力が「戦争させない・9条こわすな! 総がかり行動実行委員会」。反原発運動と戦争法反対運動のコラボ集会である。連休最終日で夏日の中、主催者発表で二万五千人が結集した。
 十二時より、野外音楽堂と、Aステージ、Bステージの三か所で、オープニングライブやライブトークが行われた。
 一時三十分より、木内みどりさんの司会で本集会が開催された。呼びかけ人から落合恵子さん、沢地久枝さんなどが発言した。つづいて福島から原発告訴団や、原発事故避難者、福島農民などが発言した。川内原発現地からは、川内原発増設反対鹿児島県共闘会議の野呂正和さんが発言にたった。
 次に、戦争法反対運動から、総がかり行動実を代表して上野千鶴子さん、SEALDsが発言した。沖縄からは、一坪反戦地主会関東ブロック事務局長の木村辰彦さんが発言した。
 木村さんは、沖縄・辺野古と戦争法反対のたたかいは一体のものであること、十二日の国会包囲ヒューマンチェーンは二万二千人の大結集をかちとり、「本土」でも辺野古新基地建設阻止の運動が大きく広がっていることを報告し、「辺野古を止めれば安保法もとめられる」と結んだ。
 さらに、大江健三郎さんや、韓国からカトリック平和のための福島訪問ツアー団の代表、フランスから映画監督のカトリーヌさんなどが発言した。
 また、呼びかけ人の鎌田慧さんが、「学生ハンスト実などが戦争法案成立阻止の国会闘争の中で不当に逮捕され、いまだ六名が勾留されている」と国会前不当弾圧を弾劾する発言をしたのが特徴的であった。
 集会後は、コースを二つに分けてデモ行進が行われ、「原発再稼働反対!」「戦争法廃案!」のコールで渋谷、原宿の繁華街を練り歩いた。
 原発再稼働、戦争法強行成立、そして沖縄辺野古の新基地建設―ボーリング調査再開など、安倍右翼反動政権はむきだしの国家暴力で、つぎつぎと労働者階級人民におそいかかってきている。
 この三つの課題に対する闘争を一体のものとしてたたかい、安倍政権による戦争国家づくりを全力で阻止しなければならない。全国で広がる安倍政権への怒りの炎を燃やし続け、必ずや安倍政権を打倒しよう。
                     (AWC首都圏会員)


 

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