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     1月27日 大阪

     関電包囲全国行動に700名結集


 
 高浜現地での全国行動・デモにつづいて、三日後の一月二十七日、大阪市北区中之島にある関西電力本店前で、「高浜原発再稼動を許さない!関電包囲全国行動」が取り組まれた。「原子力発電に反対する福井県民会議」が呼びかけて、全国行動実行委員会が主催したものだ。約七百人の労働者・市民・学生が集まった。午後四時から始まった全国行動は一部・二部に分かれ、一部ではリレートークが行なわれた。途中、実行委員会の代表団が関西電力・八木誠社長に対する申し入れ行動に向かった。関電側はこの申し入れに対して、人数・時間を制限し、マスコミの随伴拒否、社長は会わないなどの許しがたい条件をつけてきたことが後に報告された。リレートークでは福島第一原発で働いていた労働者など二十人ほどが、自分の思いのたけを語った。すっかり暗くなった夕刻午後六時半から第二部が始まった。仕事を終えた労働者の参加もあり、さらに多くの人々で関電前は埋め尽くされた。第二部では福井県民会議の中嶌哲演さん、若狭の原発を考える会の木原壯林さんらが、原発立地でのたたかいの報告を交えながら、関電の高浜原発再稼動の策動を徹底批判した。最後に集会決議文が読み上げられ、集会参加者は一月二十九日に予定される再稼動とのたたかいの勝利を誓って散会した。


 

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