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     6月11日 各地

   戦争法廃止!安倍たおせ!かかげ集会・デモ
     
      反戦反基地・アジア連帯・沖縄解放のシンポジウム


 

 六月十一日、渋谷区の幡ヶ谷区区民会館において、「東アジアの民衆連帯を! 戦争法廃止 安倍たおせ! 6・11集会」が戦争法廃止! 安倍たおせ 反戦実行委員会の主催で開催された。集会後は、集会場から東京都庁近くの新宿中央公園までのデモ行進がたたかわれた。
 会場には、百五十名余の労働者・学生・市民が結集した。
 午後一時半すぎ、司会のあいさつで集会が開始された。
 つづいて、「東アジアにおける反戦闘争の課題」と題してシンポジウムがおこなわれた。
 報告者は三人で、「戦争に協力しない! させない! 練馬アクション」の池田五律さん、「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」の大仲尊さん、韓国「平和と統一を開く人々」(ピョントンサ)だ。
 まずはじめに、池田さんが報告に立った。池田さんは東京地域の反戦のたたかいを紹介しながら、横須賀では米軍とリンクする形で、自衛隊の増強がおこなわれていることを明らかにした。
 つづいて大仲さんは、与那国島、石垣島、宮古島と沖縄での自衛隊配備の増強の状況を暴露した。そして、怒りを込めて、二度と沖縄戦をくりかえさない自衛隊基地反対運動を強化していくことを訴えた。
 ピョントンサからは、朝鮮半島における米韓日の強まる戦争策動が暴露された。韓国において、テグなど五カ所にサード・ミサイル配備計画が進められている。それは、東アジアの軍事バランスを崩し、軍拡競争と戦争危機をいっきょに高めることになると説明し、サード・ミサイル反対を訴えた。さらに、日本による朝鮮・アジア侵略と植民地支配、その後の朝鮮戦争と南北分断の加担、アジア各国地域や侵略戦争被害者・元日本軍性奴隷被害女性などへの日本政府の公式謝罪と賠償がないことについて、日本人民への責任あるたたかいを要請した。
 三人の発言の後に、会場から、活発な質疑が出され、反戦とアジア人民連帯の内容が深まるシンポジウムであった。
 つづいて、「6・19沖縄県民大会」への派遣カンパが反戦実から呼びかけられた。
 集会をはさんで、主催者から基調提起がおこなわれた。資本主義が行き詰まるなかで、安倍政権は戦争攻撃を強めており、労働者人民は団結して反戦と帝国主義打倒に起ち上がろうという内容で、参加者全員が拍手で確認した。
 つぎは、連帯発言だ。辺野古新基地建設阻止をたたかう辺野古リレーは、五月二十一日に、辺野古新基地建設に関わる海上保安庁、国交省、警察庁への抗議行動に決起したことを報告した。
 学生の直接行動は、六月五日、川崎で行われようとしていたヘイトスピーチ・デモを阻止したたたかいを報告した。
 日韓民衆連帯全国ネットワークは、朝鮮半島をめぐる情勢について報告した。
 破防法・組対法に反対する共同行動は、刑訴法改悪が強行された状況について報告し、弾劾した。
 四団体の連帯発言を、参加者全員の拍手で確認し、集会の最後にデモ行進にむけた行動提起が行われ、安倍政権打倒を街頭で訴える決意をうち固めた。
 午後五時すぎ、安倍政権打倒を訴えるデモ行進が会場前から意気高く出発する。とりわけ安倍晋三、米帝―オバマや警察権力に扮したコスチュームは、沿道の道行く市民の注目を集めた。東京都庁近くの新宿中央公園までのデモ行進を貫徹し、この日の闘争を成功裡に終えた。


 

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