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     10月25日 東京

   反戦闘争実が防衛省申し入れ
        
         南スーダンから即時撤退せよ
     

 
 十月二十五日夕刻、自衛隊を南スーダンから即時撤退させ、戦争法発動(武力行使)の派兵を阻止する10・25防衛省申し入れ行動が「有事立法―改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会」(反戦闘争実)の呼びかけで取り組まれた。
 午後六時半より、防衛省正門前に結集した行動参加者は、はじめに司会の呼びかけに応え「自衛隊南スーダン派兵反対!」「『駆け付け警護』任務の付与を許さないぞ!」などのシュプレヒコールを行った。
 次に本行動に参加した各団体からのアピールが行なわれ、反安保労働者講座、アジア共同行動、全関東単一労働組合がそれぞれの立場から、自衛隊の南スーダンからの即時撤退、戦争法の発動阻止、安倍右翼反動政権打倒などの決意を語った。
 つづいて、本行動を呼びかけた主催団体からの発言が行なわれた。派兵反対実行委員会は「安倍政権は戦争法の発動として南スーダンへの侵略派兵を強行し、改憲へと突き進もうとしている。しかし安倍政権は盤石ではない。沖縄反基地運動、反原発運動など大きなたたかいが巻き起こっている。この人民の立ち上がりと結びついて安倍政権打倒に立ち上がっていく。11・6新宿デモをともにたたかおう」と語った。
 労働運動活動者評議会は「南スーダン派兵による戦争法発動と自衛隊の国軍化と一体に、天皇の元首化に向けたXデー攻撃がすでに始まっている。安倍政権は来年の通常国会において、野党を含めた全会一致で天皇の生前退位と天皇元首化法案を出そうとしている。労働者は天皇制廃絶を鮮明にかかげよう。大衆的直接行動、国際連帯をかかげてたたかいぬこう」と語った。
 その後、行動参加者は防衛省への申し入れ行動を行った。反安保労働者講座、労働運動活動者評議会、派兵反対実の各団体が、自衛隊の南スーダンからの撤退、戦争法の廃止などを要求する申し入れ文をそれぞれ読みあげ、防衛省の担当者に手交した。
 最後に司会から「政府は自衛隊員が戦死することを前提とした準備に入っている。これを突破口に自衛隊を戦争ができる軍隊に転換させようとしている。また沖縄・高江でのヘリパッド建設強行や辺野古埋め立て工事を進めようとしている。人民の抵抗を叩き潰して戦争国家への道を突き進む安倍政権との総対決を進めていこう」と語った。
 行動参加者は、本行動の締めくくりとして「自衛隊は南スーダンから撤退しろ!」「自衛隊の武力行使反対!」「南スーダン人民に銃口を向けるな!」などのシュプレヒコールを防衛省に叩きつけ、行動を終了した。


 

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