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     11・27 東京

    18けんり春闘全国実行委員会が発足!

         発足総会・学習集会開催される


 
 十一月二十七日「18けんり春闘発足総会・学習集会」が、東京・全水道会館に百十人超の結集でかちとられた。18春闘の課題は、安倍政権の「戦争する国」、改憲攻撃の本格化を許さず、貧困と格差の拡大に抗して生活できる賃金をかちとり、「働き方改革関連一括法案」を打ち破ることだ。

 「働き方改革推進一括法案」を廃案へ!

 総会は、司会の平賀・全国一般全国協委員長によって、代表挨拶を金澤・全労協議長、議案提起を中岡・全労協事務局長が行った。
 議案提起では、18けんり春闘の要求案として、「八時間働けば生活できる賃金を!」をスローガンに、基本的に昨年度を踏襲して次のように提案された。
 ①どこでも誰でも「月額二十万円、時給千五百円以上の最低賃金補償」、②2万円・7%以上の賃上げ要求、③時間外労働の法規制…一日二時間、月二十時間、年百五十時間、④時短・要員増…インターバル休憩(十一時間以上)、⑤非正規労働者の処遇改善…労契法十八条による無期転換の実現など、⑥公共サービス関連民間労働者の集中的賃上げと自治体への申し入れ、そして、⑦安倍「働き方改革」…働き方改革推進一括法を廃案へ! と七点が提起された。
 さらに、政治・社会的課題として、①九条改憲阻止! 戦争法廃止・共謀罪廃止、朝鮮半島戦争策動阻止!②沖縄新基地建設阻止、脱原発社会の実現、武器輸出・原発輸出反対、等々の他に、「貧困/格差/差別を許さない総がかり行動」の建設、が提起された。

 「八時間働けば生活できる賃金」全国キャンペーンの成功かちとろう

 たたかい方の重点として、非正規労働者の処遇改善のたたかいとして、労契法十八条による無期転換の実現がある。そして特に、「八時間働けば生活できる賃金」全国キャンペーンの四~五月実施、が突き出された。
 その目的は、貧困格差解消と長時間労働撲滅をリンクさせる、過労死防止、高度プロフェッショナル制度反対と生活できる賃金として最賃千五百円の実現、安倍「働き方改革」の欺瞞と労働者分断の狙いを暴露し「改革推進法案」を廃案に追い込む、立憲野党の連携強化と国会院内闘争と大衆闘争・全国闘争を結び付ける社会運動の第一歩とする、年内に広範な実行委員会の形成をめざす、などである。
 最後に、組織・体制・財政について提案された。名称を「18けんり春闘全国実行委員会」とし、代表幹事組合を、全労協/全港湾/全造船関東地協/民間中小労組懇談会/大阪ユニオンネットとすることが提案された。
 以上の総会提案を、圧倒的拍手で確認した。
 昨年来の「貧困と格差と差別と闘う総がかり行動」を発展させ、非正規労働者の処遇改善を柱に、どこでも誰でも「八時間働けば生活できる」「戦争しない、させない社会」にむけ、安倍自公政権を打倒し、平和で人間らしい生活を取り戻そうと、18春闘を意思統一した。



 

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