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     1・8 千葉

    18年第一波の闘争、新年デモ闘う

          
三里塚反対同盟、旗開きかちとる



 

 ●反対同盟先頭に東峰―天神峰をデモ

 「市東さんの農地を守り抜くぞ!」。寒風が吹きつける中、シュプレヒコールが「用地内」東峰・天神峰に響き渡る。
 一月八日、三里塚芝山連合空港反対同盟を先頭に、二〇一八年第一波の闘争として新年デモが闘い抜かれ、旗開きがかちとられた。
 新年デモに先立ち、東峰神社において反対同盟による鳥居の新しいしめ縄の掛け替えがおこなわれた。数分おきに東峰神社上空をジェット機が轟音をたてて飛び交う中、二〇一八年をたたかいぬく決意が打ち固められた。
 午前一〇時半過ぎ、新年デモのまえに「用地内」東峰の開拓組合道路で集会がおこなわれた。集会には、一二〇人が結集し、二期阻止全国共闘と統一委員会もともに決起した。
 はじめに決戦本部長の太郎良陽一さんが司会のあいさつをおこない、集会が開始された。つづいて伊藤信晴さんが二〇一七年を三里塚闘争は勝利的にたたかい抜いてきたことを明らかにし、「全人民の希望の砦として三里塚闘争の勝利をかちとろう」と訴えた。
 顧問弁護団のあいさつに立った葉山弁護士は、三月八日の請求異議裁判での早期結審策動を許さず、裁判闘争の勝利をかちとる決意を明らかにした。
 そして、動労千葉と市東さんの農地取り上げに反対する会の発言を受け、いよいよデモ行進だ。参加者全員でシュプレヒコールをあげ反対同盟を先頭に新年デモに出発する。開拓組合道路を出て、天神峰の市東さん宅前を通り、南台の市東さんの畑までのコースを意気高くデモ行進を貫徹した。

 ●熱気溢れる旗開き、一八年の闘争宣言

 場所を成田市内のレストランに移し、団結旗開きが午後一時から開催された。旗開きには一五〇人が参加し、会場は熱気に包まれた。
 はじめに、婦人行動隊の木内敦子さんが司会のあいさつをおこない、つづいて萩原富夫さんが決戦本部を中心に昨年一年間市東さんの農地を守り抜いた勝利感を明らかにし、「闘争宣言」を読み上げた。3・4芝山現地闘争、3・8請求異議裁判、4・1全国総決起集会が力強く呼びかけられ、参加者全員が万雷の拍手で確認した。
 つぎに、市東孝雄さんが「二〇一八年はまさに正念場、二〇一七年はみなさんと反対同盟で、勝利的にかち続けてきました。この二〇一八年は権力、空港会社の攻撃がますます激しくなると思いますが、みなさんの力でこれを押し返し、力強くこの一年をたたかいたいと思います」と発言し、乾杯の音頭をとった。
 連帯あいさつでは、全国各地から結集した労働組合、住民団体が次々と発言した。二期阻止全国共闘のたたかう仲間は、三里塚の裁判闘争、現地闘争の一翼を担い抜き、三里塚闘争を反戦の砦としてたたかいぬく決意を明らかにした。そして、辺野古新基地建設の重圧がますます激しくなる沖縄のたたかいを沖縄―「本土」を貫いてたたかい抜くこと、さらに一月二二日に東京においてミサイル防衛訓練が強行されようとしていることを徹底批判し、反対闘争に決起することを明らかにした。
 共闘団体の発言に立った統一委員会の同志は、市東さんの農地を守り抜き、強制執行阻止のたたかいに決起すると表明し、また4・1三里塚全国集会に結集し、空港会社―日帝国家権力の攻撃を打ち砕く決意を明らかにした。そして、プロレタリア国際主義を貫き、日帝―安倍政権打倒闘争に決起することを明らかにした。
 旗開きの最後に、太郎良さんの音頭で団結ガンバロー三唱をおこない、二〇一八年をたたかいぬく決意を打ち固めた。


 

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