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     1・13 東京

    日雇全協が山谷・玉姫公園で集会・デモ
          


 
 一月一三日午前一〇時より、山谷・玉姫公園において「佐藤満夫さん・山岡強一さん虐殺弾劾・追悼 寄せ場と結び社会運動の前進を! 1・13山谷集会」が全国日雇労働組合協議会(日雇全協)の主催で開催された。
 集会の冒頭、司会の呼びかけで、天皇主義右翼ファシストに虐殺された、佐藤さんと山岡さんを追悼する一分間の黙とうが行われた。
 集会では、争議団連絡会議、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、反天皇制運動連絡会、あらかぶさんを支える会、差別排外主義に反対する連絡会、たんぽぽ舎など、さまざまな戦線からの連帯発言が行なわれた。また、東京西部地域や渋谷において野宿者支援に取り組む運動体の代表からの発言が行なわれた。APFS労組からはメッセージが寄せられ、司会によって代読された。
 その後、釜ヶ崎日雇労働組合、笹島越冬実、寿日雇労働組合、山谷争議団から決意表明が行なわれた。
 多くの発言者が言及していたのが、第一に全国の寄せ場において、労働センター「建替え」や、「再開発」を名目とした寄せ場そのものの解体攻撃が進行していること。これによって、労働者が野宿できる拠点が解体されていること。第二に、行政により進行する生活保護削減の攻撃が、寄せ場においては、「日雇雇用保険の厳正適用」を名目とした日雇雇用保険(白手帳)取り上げ攻撃として打ち下ろされていること。大きくいって、この二点が全国の寄せ場、野宿労働者運動の共通の課題として浮かび上がっていることが明らかとなった。
 集会終了後、参加者は山谷を一周するデモに出発した。佐藤さん、山岡さんの遺影を先頭にしたデモ隊に対し、多数配備された警視庁機動隊による不当な並進規制が行なわれた。
 また、歩道を横歩きする大量の警視庁公安は、何台ものビデオカメラで違法な動画撮影を行っている。参加者はこれに徹底抗議しつつ、不当逮捕を許さず、最後までデモを貫徹した。


 

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