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     2・14 大阪

   大阪全労協連続学習会

   「ケア労働運動の課題を考える」


 

 二月一四日(水)大阪全労協連続学習会の一環として「ケア労働運動の課題を考える」が開催された。参加は大阪全労協の仲間を中心に二二人。この大阪全労協連続学習会は普段、争議報告・支援等のやり取りが中心になっている各傘下組合の交流と団結強化を兼ねて、各組合が抱えている課題を学習会という形で仲間と共有するという趣旨で開催されている。今回は福祉・介護・医療労働者組合(以下CWU)の担当であった。
 学習会での提起は介護労働者と障害者の関係、ホームヘルパーの具体的仕事内容、障害者と高齢者の公的介護制度の違いなど多岐にわたった。質疑応答はCWUの組合員を含めて活発に行われた。障害者や高齢者の人数が報酬に反映するところから来る歪みの問題、教員のサービス残業など他産業との共通点と相違点、EPAや外国人技能実習制度への介護解禁など低賃金据え置きでの外国人労働者の動員の問題などそれぞれの背景労組の強みなども反映して重要な論点が指摘された。
 最後に司会を務めたCWU執行委員長より、「介護労働は本来障害者や高齢者をエンパワメントするもの。労働組合もまた労働者をエンパワメントするもの。CWUは両者をつなぎながら闘っていきたい。報酬は税金。究極的には税金をだれからとってどう使うかという全社会的な課題に行き着く。また、協力を要請することもあるのでその時はよろしくお願いします」とまとめて、学習会を終了した。その後、議論したりない参加者たちは交流会へと流れていった。

 

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