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     2・24 東京

    首都圏反戦反基地諸団体が

    防衛省デモ・集会を取り組む


 
 ●防衛省に抗議デモ

 二月二四日、「大軍拡と基地強化にNO! 2・24防衛省デモ&集会」が「大軍拡と基地強化にNO! アクション2017」の主催で闘われた。この行動には、首都圏で反戦反基地を取り組む諸団体が結集した。AWC首都圏の闘う仲間もデモと集会に参加した。
 朝鮮民主主義人民共和国に対し戦争重圧を強める安倍政権は、イージス・アショア(地上型イージス・システム)の購入などを盛り込んだ五兆二〇〇〇億円(前年比1・3%増)の二〇一八年度防衛=軍事予算を閣議決定した。第二次安倍政権が発足して以来六年連続の軍事予算増額となっている。このことに対し、抗議の声をあげるために行動が取り組まれた。
 午後三時半すぎ、市ヶ谷駅近くの外堀公園で、参加者全員によるシュプレヒコールで小集会が開始された。はじめに司会から、軍事予算の増額と軍事力強化・拡大に突き進む安倍政権に対する批判が展開され、防衛省に対する抗議デモの意義が訴えられた。
 つづいて結集した諸団体から次々と発言がなされた。米韓合同軍事演習反対3・18緊急行動実行委員会、武器輸出反対ネットワーク、平和の声・ネットワーク入間と約三〇分間にわたる集会をおこない、いよいよデモ行進だ。外濠公園からデモに出発し、沿道の労働者・市民に安倍政権による大軍拡と基地強化反対を訴えた。そして、防衛省正門前に差し掛かると、防衛省に向けてシュプレヒコールをあげる。そして「六年連続の軍事予算増大、日米軍事一体化の推進、自衛隊の『軍隊』化に抗議する申し入れ書」を実行委員の代表が読み上げ、防衛省職員に手交した。そして外堀公園総合グラウンド近くまでのデモ行進を貫徹した。

 ●岩国報告受ける

 午後六時半、文京シビックセンターにおいて、昼間のデモ行進に引き続いて、屋内集会が開始された。集会のメインは、山口県岩国市から駆けつけた田村順玄さん(岩国市議会議員、在日米軍監視団体「リムピース」共同代表)の講演だ。田村さんは、「極東一の巨大基地に変貌する米軍岩国基地/艦載機移転や最新鋭機配備で在日米軍のハブ基地に」と題して、プロジェクターを使って岩国基地の状況を報告した。昨日も四機のオスプレイが岩国基地を経由して沖縄に渡ったことを明らかにした。さらに、最新鋭のステルス戦闘機F35Bが配備され、戦闘機の訓練が頻繁に行われていることや、爆音がひどくなっていることを明らかにした。そして、「反基地の声をあげ続ける」と講演を締めくくった。
 会場の参加者からは、活発に質疑が出された。そして、参加した諸団体からの報告と決意表明がおこなわれ、この日の行動は終えられた。


 

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