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     3・25 東京

   アジア共同行動日本連絡会議

         第二三回総会開催される


 
 アジア共同行動日本連は三月二五日、東京で第二三回総会を開催した。
 総会の冒頭、共同代表の鴨居守さんが、さる一月に韓国・ソウルで開催されたAWCキャンペーン調整(CCB)会議の意義に触れ、変化する東アジア情勢のなかでの反戦反基地闘争、安倍政権の打倒に向けたたたかいの重要性を訴えた。続いて、AWC韓国委員会、フィリピン新民族主義者同盟、全国一般全国協議会、被爆二世の会の連帯メッセージが紹介された。
 総会は二部構成で行われた。第一部ではまず特別報告として、沖縄・一坪反戦地主会の方がさる三月の天皇の沖縄や与那国への訪問を厳しく批判すると共に、辺野古新基地建設阻止のために現地でのたたかいと連帯行動をいっそう強化しようと呼びかけた。立川自衛隊監視テント村の方は東京都でのミサイル防災訓練とそれに対する抗議行動について報告し、差別排外主義を助長するこの戦争動員訓練を徹底的に批判した。また、韓国でのCCB会議の参加者よりその報告が行われた。
 さらに連帯発言として、基地撤去をめざす県央共闘会議の檜鼻達美さんからの反基地アピール、吉田哲也弁護士からの反弾圧アピールを受けた。
 総会の第二部は主に昨年度のたたかいの総括と今年度の方針の形成・確立のための討議にあてられた。あわせて、各地の実行委がそれぞれの地元での取り組みについて報告した。
 多くの質疑や意見提起を受けて、①安倍政権による戦争―改憲―天皇制強化、貧困の拡大を許さずたたうこと、②朝鮮半島の平和を求め、日米政府による朝鮮戦争策動に反対してたたかうこと、③日米軍事同盟と対決し、全国で反戦反基地闘争を推し進めていくこと、④原発再稼働を許さず、反原発闘争を推進すること、⑤新自由主義政策に対するたたかいを推進すること、⑥排外主義と対決し、国際連帯運動の前進をかちとること、⑦AWC運動への弾圧を許さずたたかうこと、を柱とする今年度の方針が採択された。
 最後に共同代表の瀧川順朗さんが閉会あいさつに立ち、朝鮮半島の平和の流れを妨害するあらゆる策動とたたかっていくこと、安倍政権の下で強まる自衛隊海外派兵の拡大や改憲策動とのたたかいを推進していくことを訴えた。


 

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