共産主義者同盟（統一委員会）

■3月　北九州

　　　　安倍政権を終わらせよう！

　　　　　小倉・黒崎駅前で連続情宣

　
　読者の皆さんご承知のように、安倍官邸を「忖度」した財務官僚による、決裁文書の改ざんと情報の隠蔽がすっぱ抜かれました。国家が国家のていをなさない、国とすら呼べないほどの事態の発覚です。首班が安倍であろうとなかろうと、一体この国の政府と官僚機構の出して来る情報、データは信頼に足るものなのか、操作されているのかいないのか、を根底から揺さぶる事態です。そして今回発覚した事例は明らかに、官僚の人事を握る安倍と官邸に都合の悪い、森友学園への国有地売却にまつわる経緯の記述を、実に三〇〇か所も削除、隠蔽するという、きわめて悪辣な行為です。安倍昭恵や自民党の政治家たちが、森友にむらがっていたことと、財務省がそれを認識して動いていたことを、人民の目から隠蔽しようとしたのです。
　安倍本人がそれを指示していたのかどうか、はもはや問題ではない。仮にも民主主義や法治主義を標榜するブルジョア国家のトップであるならば、恥ずかしさにその地位にとどまることが出来るわけがないほどの事態です。
　財務省が改ざんを認め、国会で明らかな嘘の答弁を繰り返した国税庁長官佐川が辞職を表明した三月一二日の当夜から、国会、官邸前で抗議の声が上がったのは当然すぎるほどに当然です。
　そしてその動きは中央のみではありません。こちら北九州でも直ちに、三月一四日に緊急行動が取り組まれ、それは続いています。一九日、二二日、二四日と、小倉駅前、黒崎駅前で街宣が行われました。ついに引きずり出された佐川以外にも、安倍昭恵らの証人喚問で森友学園をめぐる不透明な土地売却の真相を解明し、それをもたらした安倍独裁政治を終わらせよう、と訴える声が駅前に響きました。「お前が国難」「安倍終了」「ABE　IS　OVER!」と大書された横断幕が翻りました。
　三月二七日に行われた証人喚問で佐川は、改ざんの核心については明らかにしない一方で、官邸からの指示だけは否定してみせましたが、そのような茶番を誰が許そうか。腐敗と強権の安倍政権を、全国の街頭の声で、一刻も早く終わらせようではありませんか。