共産主義者同盟(統一委員会)






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     4・1 千葉

   市東さんの農地守り抜こう

     三里塚全国集会に全国から700


  
 四月一日、成田市・栗山公園において「市東さんの農地を守ろう! 第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒! 4・1三里塚全国集会」が三里塚芝山連合空港反対同盟の主催でたたかわれた。
 春の日差しのもと、桜が満開に咲いている会場の栗山公園に、全国から七〇〇人の労働者・市民・学生が結集した。
 一一時過ぎ、二期阻止全国共闘主催の前段独自集会が開始された。はじめに、日本反帝戦線から、市東さんの農地を守り抜く陣形を構築していこうという基調が提起され参加者全員で確認した。そして、日本反帝戦線三里塚現闘団、首都圏労共闘、共産主義青年同盟(学生班協議会)、統一委員会行動隊が次々と発言に立ち、それぞれのたたかいの報告と決意を表明し、独自集会をシュプレヒコールで締めくくり、本集会に臨んだ。
 正午すぎ、司会の太郎良陽一さんが開会を宣言。つづいて、伊藤信晴さんが主催者あいさつに立った。伊藤さんは、一九六八年、成田市役所の空港公団分室に全学連が突入し、機動隊との実力闘争をたたかいぬいた、三里塚闘争の歴史的なたたかいを振り返りながら、市東さんの農地を守り抜くことと、成田空港の機能強化拡大を断じて粉砕していくことを宣言した。
 つづいて、基調報告を萩原富夫さんがおこなった。基調は、①裁判闘争に勝利し、市東さんの農地と生活を守ろうと提起し、五月二四日、六月二八日の証人尋問への結集と、強制執行反対署名が呼びかけた。そして、②四者協議会「最終合意」を許さず空港機能強化を粉砕しよう③沖縄・福島と連帯し、改憲阻止・安倍打倒の三点の方針を提起した。最後に7・8樫の木祭りを今年も天神峰で企画していることを明らかにし、参加者全員の万雷の拍手で基調報告は確認された。
 動労千葉、関西実行委、全日建運輸連帯労組・関西生コン支部の連帯あいさつにつづいて、市東孝雄さんが登壇した。市東さんは、「全国の支援、署名ありがとうございます」「天神峰で農業をすることが私のたたかいです。日本全国のたたかう人達と団結してがんばります」と農地強奪攻撃に屈せずたたかいぬく決意を明らかにした。
 反対同盟顧問弁護団の発言では、葉山弁護士が請求異議裁判の七月弁論打ち切りを許さず、法廷内外をつらぬいてたたかうことを宣言した。
 「市東さんの農地取り上げに反対する会」「農地を守る会」の発言につづいて、婦人行動隊の宮本麻子さんがカンパアピールをおこない、つづいて、反戦歌手の川口真由美さんによるミニコンサートで会場は盛り上がった。
 司会を宮本麻子さんに交替し、福島からの発言につづき、沖縄からの発言に知花昌一さんが立った。
 結集した団体の連帯発言が次々とおこなわれ、二期阻止全国共闘の仲間が登壇した。二期阻止全国共闘は、市東さんの農地を守り抜くたたかいに決起する、請求異議裁判の傍聴闘争に決起することなどを明らかにした。そして、反戦・反原発・アジア人民連帯、安倍政権打倒をたたかうことを訴えた。
 発言の最後に、北原健一さんが登壇した。北原さんは三里塚五〇年のたたかいを振り返りながら「人民の手本となるようなたたかい」を三里塚が切り拓いてきたこと感じる、「この力でたたかおう」と発言した。
 最後に太郎良陽一さんが力強く団結ガンバロー三唱をおこない、いよいよデモ行進だ。デモコースは栗山公園から国道五一号線、新参道、電車道、成田市役所前、京成駅入口交差点、市役所下交差点、栗山公園と二・四キロメートルのコースだ。沿道の労働者・市民に農地強奪阻止! 市東さんの農地を守ろう! 第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒! を力強く訴えながら意気高くデモ行進を貫徹した。


 

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