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     4・22 大阪

    大飯原発うごかすな!

     
   七百人が関電本社を包囲


  

 関西電力は今年三月、多くの反対の声を無視して大飯原発(福井県)三号機の再稼働を強行した。さらに、五月には同じく四号機の再稼働を強行しようとしている。この、連続しての再稼働をなんとしても阻止しようと、四月二十二日に関電本社(大阪市)前で「大飯原発うごかすな!関電包囲全国集会」が取り組まれた。
 福井県や関西で再稼働阻止をたたかっている三つの団体が呼びかけた「大飯原発うごかすな!実行委員会」が主催したこの抗議行動には、関西地方だけでなく全国から、反原発を戦う仲間が参加し、総勢七百人の労働者・市民が関電本社を包囲して再稼働阻止の強力な意思を表明した。
 集会は、関電に向かっての「原発やめろ!大飯原発うごかすな!」という参加者全員のコールで始まった。続いて主催者を代表して中嶌哲演さんから「大飯原発三・四号機が仮に一年間事故を起こさずに稼働すれば、死の灰は広島の原爆二千発分、プルトニウムは長崎原爆六十発分が蓄積される非常に危険なものであることを福島の事故は明らかにした。原発は都市部には無く若狭地方に集中している。この差別的な立地構造を温存したまま再稼働を認めることはできない」というあいさつ。このあと全国各地からの参加者、賠償訴訟・差止め訴訟の当事者、福井県や関西からの参加者、関西の労働組合の報告・発言などが続いた。
電力会社や政府を震え上がらせるような反原発運動を高揚させようという決議を採択して集会を終了し、「御堂筋デモ」を貫徹した。



 

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