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     4・25 沖縄

     土砂投入を阻止するぞ!
           海上座り込み行動を闘う


  
 四月二五日(水)、沖縄・辺野古現地で三回目となる海上大行動(座り込み)が行なわれた。安倍政権が昨年同日に護岸工事を着工してから一カ年。これを弾劾し、差し迫る土砂投入を阻止する固い決意を込めて、「カヌーと船で辺野古の海を埋め尽くそう」と多くの人々が結集した。
 午前九時、辺野古浜からカヌーが出発、抗議船も八隻が合流する。護岸工事が進行中のK3は浜からすぐ近くだ。オイルフェンスを挟んで海保のゴムボートが二〇隻近くもおり、彼らの背後でまさに採石の投下が進んでいた。
 一〇時まで、抗議船から発せられるスピーチや海外からの連帯メッセージを受ける。「工事を止めろ!」と怒りのシュプレヒコールを繰り返した後、カヌーの仲間は一斉にオイルフェンスを越えた。待ち構えていた海保はゴムボートから海に飛び込み、一人ずつ「確保」していく。だが、何艇かはショベルカー付近までたどり着いたため、数分だが工事は止まった。
 この日、カヌーは八三隻、船は八隻が海に出た。人数では二一三人。目標のカヌー一〇〇艇に届かなかったが、実際に工事を止める力を見せつけた。
 午後からは浜でゲート前行動参加者が合流して連帯集会が開かれた。「安倍政権は県知事選の前に土砂投入を開始して基地建設を既成事実化しようとしている。沖縄全体の力で阻止し、ガタガタの安倍政権を倒そう!」と集会主催のヘリ基地反対協・仲村善幸氏のあいさつの後、海上行動参加者から数人が発言。ある男性は「私の子どもの卒業式でも米軍機の爆音がすさまじかった。これで沖縄は平和と言えるのか。子どもたちを守るためにがんばろう」と訴えた。


 

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