共産主義者同盟(統一委員会)






■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

     4・28 沖縄

    県民屈辱の日を忘れない県民集会
    
                      1500名余結集


  
 サンフランシスコ講和条約で日本が「主権回復」する一方、沖縄は米帝支配下に分離強制された一九五二年四月二八日の「屈辱の日」から六六年目の日、名護市キャンプ・シュワブゲート前で、辺野古新基地建設阻止! 九条改憲NO! 安倍政権退陣! を掲げて「4・28県民屈辱の日を忘れない県民集会」が開催された。主催は、沖縄平和運動センター、沖縄統一連、沖縄平和市民連絡会、ヘリ基地反対協などで構成する実行委員会で、集会には一五〇〇名余が結集した。
 集会は冒頭、当日が二回忌となった元米海兵隊員米軍属によって暴行殺害された名護市出身の二〇歳女性の無念さを思いながら、追悼の黙とうで始まった。主催者を代表して高良鉄美実行委員長(琉球大学法科大学院教授)が発言した。高良氏は、「黙とうの間、本当に屈辱と悲しみを感じた」とのべ、地上戦を強制された沖縄戦こそが分離の原点であり、一九五二年には住民の72%の「分離反対」署名を無視してサ講和条約で沖縄の分離を強行したことを弾劾した。そして、これまで基本的人権や平和主義、国民主権を奪われてきたが、「今も県民の民意を押しつぶして辺野古新基地建設が強行されている。これ以上の屈辱はない」「私たちは負けない」と訴えた。
 続いて照屋寛徳・赤嶺政賢衆院議員、伊波洋一・糸数慶子参院議員が決意をのべた。さらに「県」議会から社民、社大、共産、おきなわの各会派代表、最後に実行委員会構成団体の発言で集会はすすめられた。各弁士は、朝鮮南北首脳会談の実現による朝鮮半島情勢の平和安定化は「辺野古唯一」の根拠を突き崩すものとなる、安倍政権の「試合途中にルールを勝手に変える」暴挙を断じて許さず、陸・海での現地行動に大結集し、地域での活動を強化し、辺野古新基地建設を止めよう! などと訴えた。
 最後に新たな闘う決意を拳に込めてガンバロー三唱で集会を閉じた。今夏、土砂投入阻止への新たな号砲が発せられた集会であった。



 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.